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なんか年末になると払い過ぎた税金が戻ってきてイイネ!
そんな風に思っていないでしょうか。

それが、税金や社会保険に対する意識の薄さの原因の一つだと思っておりますぞ。
いえ、いいんです。月々納めた税金と、年間通しての税金の差を調整するだけでしたらね。それで源泉徴収票だけ発行して終わりならOKです。

でも、個人で支払っている保険料や住宅取得控除の証明書を会社が回収して、一緒に計算してあげる必要はないと思うのです。それは個人で確定申告すればいいことです。

終身雇用で、会社で社内預金や財形や住宅ローンを利用して、毎日昼休みに来る保険のオバチャン経由で給与天引きの保険に入って……そんな時代だったら別に良かったのでしょう。

でもね、もう時代が違うんですよ。
アウトソースできる業務はどんどん外に出してしまって、社内の人数は絞られています。アウトソースを受ける側にいたこともありますが、年末調整なんて給与ベンダーが儲かるだけだと思いました。

社員対応までしてくれるフルアウトソースでないと、何かと人事ですることが残ります。
今年は申告書が増えたこともあって問合せが多く、社内を歩いていたら誰かに声をかけられるし、在宅勤務の人が多いのでメールの問合せも増えました。メール応対に取られる時間もバカにならないのですよね~。

私自身は、以前給与ベンダーに保険料控除証明書(しかも一番金額の高いもの!)を紛失されて以来、扶養控除申告書のみ提出して年末調整をやってもらい、保険料は医療費や寄付金と一緒に確定申告しています。

国税庁のサイトに入力すると自動計算され、それをプリントアウトして提出するだけなので簡単です。完成した申告をを見ると、収入に対する課税所得の計算方法や、各種控除はどの時点で控除するか等わかりますので、もし次に保険に入るならこの種類だな、なんて計画も立てやすいと思います。

そんなわけで、年末調整なんてやめてしまえばいいと思っています。
確定申告する時に、税の使い道を選べたら良いですね。
「医療・介護・保育従事者支援施策には払いたい」
「アベノマスクやGo To事業には払いたくない」って。

今年もようやく年末調整と12月の給与計算が終わりました。
同僚と手分けした、雇用調整助成金と休業支援金の書類作成・提出もようやく終わりました。
クリスマスを大事にする国に本社があるので、来週はほぼ本国とは連絡が取れないでしょう。変な仕事を振られることもなさそうですので、忙しい間にカオスになったデスク周りやファイル整理をしましょ。

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