職場に電話がかかってきて、経理の人が受けていました。
「は?それはどういうことですか?え、マイナンバー??ちょっと会社では……というものだと思いますが、どちらかというと人事ですね……」
代わりましょうか?と目くばせして、電話を代わりました。
「〇〇市と申します。この度、マイナンバーカードがオンラインで申請できるようになりました。つきましては、支店の方へご案内をお送りしてもよろしいでしょうか?」
どこから突っ込んだら良いものか……経理の人の困惑ぶりがわかりました。
「ええっと……マイナンバーカードは個人のものですよね?」
「そうです」
「それを会社から周知しろということでしょうか?」
「えっと、新たにオンライン申請できて便利ですので、ぜひご案内をと思いまして」
「もう一度確認しますが、マイナンバーカードは個人のものであって、会社から周知するようなものではないと思いますが?」
純粋に、何故会社なの?と思ったので何度か角度を変えて質問した結果、
「お忙しいところ、失礼しました」
と会話は終了しました。
うう~ん、なんで会社?と唸っていたら、先に電話を取った人が「でしょう?」と苦笑いしていました。
会社が作れと言った、のように受け取られると困るのです。この電話を受けている私の手間や時間ですら、会社にとってはコストなのです。案内って紙ですか、SDGs的にはいかがなものでしょうか。
相変わらずマイナンバーカードありきなのも辟易です。
セキュリティが担保された上で、国民の利便性も飛躍的に向上して、税や社保に透明性と公平性が保たれて、マイナンバーカードがないと不便ね!となればみんな作りますって。
このITの弱い国で、どう使われるかわからないから様子見しているのでは?
かくいう私もそうですが。
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