見出し画像

白地に藍色のハンカチを洗おうとしたら、水に放った瞬間サッと青色が溶けだしました。あ、本物かな。藍は色が落ちますのでね(だから手洗い)。
そのハンカチは、祖母の形見分けの品々の中にありました。

ちょうどラジオを聞いていましたら、耳に入ってきました。
「本物をずっと見続けること。すると、ニセモノを目にした時に違和感があるものだ」

理論はわかりませんが、感覚的にはわかります。

ジュエリーを選ぶ前に、日頃から良いものを見ておくのは大切だと思っていますが、これも似たようなものでしょう。

両親から18歳の誕生日にK18のネックレス、19歳は貝パール、20歳はシェルカメオ(振袖は姉のお下がりだったので)をプレゼントされたのは、本物に触れろという意味だったようです。社会人になってから、本パールを自力で買いました。これも本物の良さを知ったからでした。

貴金属でなくても、素材でも道具でも本物を持っていると大事にしますでしょ?「それっぽい」ものでも用は足りるのかもしれませんけれど。
最近、コスパコスパと言って、単純に金額をグラム等の単位で割ってその単価で判断しているのをよく見かけますが、良いものを長く使えば実はコストパフォーマンスは良いはずなのに、と思っています。

#本物 #コスパ #日記 #エッセイ

スキ、コメント、シェアも大歓迎! いただいたサポートは、カウンセリングルームを開く際の資金にします!