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地球での暮らしを考える

2019.10.8
5年前の過去に投稿した内容のシェア。

確か、揚げ油を排水に流す人がいる。
そんな記事を読んで、
情熱が爆発して書いたんだと思う。

5年経って、少し感じ方が違うけど、
根本は変わらない。

今は、
地球を守りたくて、veganを選択している。
けど、そのveganも変化させて行く時かな。

さっきの油の記事を読んで、自分の過去を思い出しているところ。

そもそも、私がビーガン、ベジタリアンという生き方を選択した最初は、
マクロビオティックに出会って食事を変えていったときに、健康に変化していったことが一番のきっかけなのだけど、
そこから調べて学んでいく中で、環境問題にたどり着いたことも大きな理由。

食べ物の観点から見ると、
もちろん肉食をやめていくことは環境への大きな配慮。
ただ人類の歴史の中で動物性は食べてきているし、日本は魚を食べてきた民族な訳だから、全く食べてはいけないとは思っていない。
現代の生産していく過程での飼料や、ホルモン剤、森林伐採、バーチャルウォーターの問題などなど
いわゆる工場的畜産に疑問があるから、私は食べない。って選択をしているだけのこと。
その他諸々、動物の倫理とかたくさんの問題もあるし、
それは大体、知られてきていること。

合わせて、
生活していく上で見落としているのは日用品の生活排水。
洗濯洗剤
食器用の洗剤
シャンプー、リンス、石鹸
化粧品
整髪料etc..

自分を綺麗にするために使っているものが、環境に負荷がかかっているとしたら。
日焼け止めが珊瑚に影響を与えているように、メイクだって顔を洗えば汚れた水が流れる。
ビーガンかもしれないけど、合成、化学物質で作られているものはたくさんあって、
ナチュラルって書いてあって、裏見るとナチュラルじゃないものがほとんど。
食べ物を流しても環境が汚れるのであれば、食べられる成分で作った日用品も同じことなのだと思う。
ビーガン、オーガニックだから安心なのではなく、環境サイドからも見ることは大切で、マイクロプラスチックの問題も深刻。
そもそも、日本は規制が甘すぎる。

記事のように生きるためのお料理をするだけでも、水は汚れる。
今はプラスチックのゴミ問題で世界中が騒いでいる。
温暖化が進んで、気候に影響が出ていることを感じるし。
地球上で起こっていることは書き出したらキリがないけど、これも断片的な見方でしかなく、もっと多角的に総合的に取り組まないと行けないのかもしれない。

という私も都会に住んでいて、できないことも、まだ知らないことも、間違うことも多い。
ビーガンという括りの中で選択すると、サスティナブルでないなと思うこともあるし、便利さに負けてしまうこともある。
いろんな矛盾を抱えながら、今できる最善を選択したいと思いながら生きている。

どんなに気をつけて暮らしていても、人間が生きているだけで環境に負荷はかかる。
地球と共存していくために、お互いの良いところで折り合いをつけなければならない。

ちょっと過剰に便利になりすぎた社会を何とかしようと立ち上がっている方々もたくさんいて、
油は流したらダメだよ。ってことと同じように。
知らずに常識だと思っているのだから、伝えていくことはとても重要。
その中で私の役割を再確認しながら、初心を思い出すきっかけになりました。

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最初からこんなに柔軟に考えられたわけではなくて、
最初は正義感たっぷりのお節介をたくさんして、あれダメこれダメと親とも散々喧嘩しました。
嫌な思いをさせてしまった方ごめんなさい。

12年という時間の中で、経験とたくさんの出会いと情報に揉まれて、少しは成長したと思いたい。笑

おしゃれでかっこよく、スマートに楽しく。
都会の真ん中で田舎暮らしをするように、サスティナブルな生き方を探求したい。

たまには少し真面目な話。
でした。

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