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ヴァーチャルとリアルの距離

今どきの子どもたちは、オンラインで、アバターでこんな行為を体験済みで成人を迎える。

相手が誰で、どんな人かもわからない人と。

だのに
リアルな、膝の暖かさは知らない。

惹かれあう相手と、とりとめのない会話をしながら、こんな風に過ごす体験がオンラインゲームのせいで遅いなんて、なんて皮肉だろう。

芝生の上で、ランチをしたり
飛行場の近くで、飛行機を見ながら、車の中で
なんとなく来るそのタイミングで
お互いの距離を縮めあう

なんとかブリッジを眺めながら、お誕生日おめでとうと特別な人にお祝いしてもらう、そんな体験。

みんなみんな、どんどん減ってしまってるんだろうか?

もったいない、それこそもったいないよ

好きな人と過ごす時間、食事、お茶、
どんな思い出も、
どんなに甘いデザートや果実よりずっと
スィートなんだよ。
それは、いくら年月が経っても思い出せる
キャンディを持ってるようなもの。

リアルで行動に移そう。
勇気を出せば手が届くところにある果実を
あのブドウは酸っぱいだろうからって
勝手に決めつけて
通り過ぎるなんてあまりにももったいない。
ヴァーチャルな世界は所詮画面の中のゲームでしかないんだ

リアルで、恋をしようよ。
恋活って恥ずかしいものでもなんでもないよ
道で出会うワンちゃんたちが挨拶し合うようなもの
公園で見る鳩さんたちが追いかけっこするような自然なもの
あんまりしつこくしないのも見てるとわかるよ
だって人口の半分は女性なんだもの

振られても、ああ、タイミングがダメたったのかな? そのくらいでいいんだよ

#画像は 、天野喜孝さんの画集から
#それでも恋は素晴らしい

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