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【photoshop】AI機能の「生成塗りつぶし」で画像の修正・拡張が一瞬でできた。

こんにちは、ハナコストックです。

Adobeユーザーの方にはお馴染みのPhotoshop。

あまりにも長年馴染みすぎていて何もかも知っていると思いきや、AI機能の導入で驚くほどの進化を遂げています!

今回はphotoshopのAI機能「生成塗りつぶし」を使って画像の修正をしてみました。

photoshopのAI機能を使った画像の修正&拡大は
こちらの記事にまとめていますので合わせてご覧ください。

では、早速いってみましょう!



生成塗りつぶしとは

Photoshopの「生成塗りつぶし」の機能は、主に以下の4つです。

  1. オブジェクトを生成
    テキストプロンプトで条件を指定してオブジェクトを作成。

  2. オブジェクトを削除
    削除したいオブジェクトを選択して、テキストプロンプトなしで削除。

  3. 背景を拡張
    空白の背景を拡張したり、テキストプロンプトから新しいシーンを生成。

  4. 無地のキャンバスに画像を作成
    Adobe Fireflyのようにテキストプロンプトから画像を生成。

4の機能に関しては他の画像生成AIに任せた方がいいと思いますので、
今回はこの1〜3の機能を実際に使っていきたいと思います!

オブジェクトを生成

Midjorneyで生成したこちらの画像を使っていきます。
まずは、舞台の上にキャラクターを追加していきます。

追加したい場所に選択範囲を適当に作ります。
選択系のツールを使うと、コンテキストタスクバーが出てきますので、「生成塗りつぶし」をクリック。

プロンプト入力バーが出てきますので「うさぎ」とだけ入力して「生成」をクリック。

すると何やら、ぼんやりしたうさぎの絵が浮かび上がってきました。

これ?

やはり、イラストのタッチまで生成するのは無理かなぁと思いましたが、
プロパティパレットを見ると、バリエーションが3パターン作成されています。

2つ目のうさぎのタッチは手描き風で、画像の画風に合わせて生成されていますので、これなら十分使えそうです!

生成された画像は、別レイヤーに作成されるので、取り消しも簡単です。


オブジェクトを削除

キャラクターを削除してみます。

削除したいキャラクターを選択して「生成塗りつぶし」をクリック。

プロンプト入力バーには何も入れずに「生成」をクリック。

するとイラストが削除され、削除後の背景もAIが判断してちゃんとタッチを合わせて描かれています。

自然な感じの仕上がりです!


背景を拡張

拡張したい背景レイヤーのロックを外して通常レイヤーにします。

そして、ツールパネルから「トリミングツール」を選択。

トリミングツールを選択すると出てくるハンドルを、伸ばしたい方向にドラッグします。

確定はせず「切り抜きプレビュー」の状態のまま「生成拡張」をクリック。

プロンプト入力バーが出てきますが、空欄のまま「生成」をクリック。

するとどうでしょう!
元の画像のタッチをちゃんと参照して、背景を描き足すことができています!

他のバリエーションも雰囲気がちゃんと合っていて、とても自然な仕上がりです!
すごいですね!

まとめ

photoshopのAI機能は他の画像生成AIと同様、ガチャ的な当たり外れの要素があるので、生成を何度か試してみるとイメージ通りの画像が出てくる場合があります。

こちらは舞台の「カーテンを閉める」というプロンプトで生成してみたものです。タッチも違うし窓が生成されるなど、混乱をきたした画像が生成されることもあります。

しかし、それもで十分使える機能で驚きました!

photoshopのAI機能は、修復ブラシツールや切り抜きでも、その恩恵にあやかることができます。

他の画像生成AIで作成した画像も、photoshopと組み合わせていく事で、生成画像の楽しみ方が広がりますね!


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