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#3.心と身体のつながる仕組み その①

1.エアーズの『感覚統合理論』と「無意識」のつながり

人間の社会性や、心の仕組みを理解するために、アメリカの作業療法士、ジェーン=エアーズ氏(Jean=Ayres.1923~1988)の提唱した、『感覚統合理論』というアプローチがあります。

現代の行動心理学においても、人の「行動」の9割は、その人の身体機能、これまでの経験、生活環境・習慣などに基づいた「認知・運動企画」によって「自動化」され、「無意識」に行われる仕組みになっているというのが、主流になっていますね。

脳は、自身の「生存確率」を少しでも上げるために、「楽」できることに「快」を覚える、とてもコスパ重視な身体器官です。

前回 #2 .備忘録【仕事のいろは】にも紹介しました「無意識的有能感」を、
全ての行動原理に適応させたいのが、この脳なんですね。

確かに、もし、純粋に全てのモノゴトを、自身の思いのままにできる日常が実現出来たら、それはそれで、楽しくて順風烏満帆な人生が送れそうです。

…少し短いですが、今回の記事はここまで。

次回は、この『感覚統合理論』の視点から、「無意識」についての深掘りをして行こうと思います。


移り変わりの激しいこの世の中に、自分という存在を見付け、その中に安心感と穏やかな心を住まわせて、日々を送ろう。

この記事が、皆さまのQOLの向上や、日々のお困りごと解決の、何か少しでもヒントになれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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