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子供にとって、書道教室ってなに?

こんにちは。はなぶさ こと 本田英之です。

さて、今回は子供にとって書道教室って何?って話をしたいと思います。私は、書道教室や講座などで講師をしていると様々な生徒が来ます。

これは、私の教室や講座での話。書道教室にくる子供はまず2パターンに分けられます。

初めての書道教室

最初の教室は見学・体験から始まります。

体験や見学にくる子供は

1)子供自身がやりたくて来るパターン。
2)親がやらせたくて、来させられているパターン。

この2つです。

1)の子供はやりたいという意識で来ているのでウキウキ、ワクワクとながらもどんな先生かなぁ?っと探りながら来ます。

2)の子供はとても良い子のイメージで来るか、最初からやりたくないオーラ全開で来るかのどちらか。

子供は素直です。

小学生が書道教室に行く意味

小学生が書道教室に通う意味は何だろう?

1)学校での書写の授業の予習と復習。

2)子供のウチに整った字を書けるようにして、大人になってから悪筆で恥ずかしい思いをさせたくないという親心。

3)日本の伝統文化で生活に密接な書道文化を体験させる。

4)何か書道や筆文字を見た事をきっかけに自主的にやってみたくなった。

生涯学習としての書道

書道は生涯学習と相性が良い。

小学生が書道教室に通う理由として上記に4つ上げましたが、理由として一番理想なのは4だと私は思います。自主性があり、個人的な動機がある。

基本的に人間は強制的より自主的の方がポジティブな行動をとります。

また書道は生涯学習と相性が良いと言ったように、生涯学習は学歴などより学習歴を重んじます。書道は細く長く続ける事が一番の学習法です。短期間に一気に上達する道はなく、地道にゆっくり進んで、休憩も取りながらも楽しむ事が一番の上達方法。

チームプレイではないですが、同じ志を持った仲間はいっぱいいます。

小学生にとっての書道教室はまさに生涯学習の始まり

そうなんです。

小学生で書道教室に通うのは一生出来る生涯学習のきっかけです。

私は書道教室で、一番大切にしているのは、小学生にこれからの人生で書道が楽しい、面白いと感じてもらう事です。

学校での書写の授業の課題をする事を目的にせず、書き初めの宿題を片付ける事を目的にせず、みんなで同じ形の同じバランスの字を書く事をよしとせずに、伸び伸びと自分らしい字を表現し、何より気持ちを大事にして書く事。

一生は長いようで短いと言いますが、小学生はこれからまだまだ長い人生が待っています。たった数年の書道教室で書道を嫌いになってしまうなんて勿体無さ過ぎです。

お行儀よく、上手く、言われた通りにやる事は面白くない普通を作るだけ。

可能性は未知。楽しめ!

英書道教室

https://syokahondahideyuki.wixsite.com/hanabusa/class

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