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昔の妖怪56『ひょうすべ』

妖怪の本を参考にして

少しアレンジ入れて描いてみた。

良かったら見て下さい。




では

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昔の妖怪55『ひょうすべ』

ざっくり説明↓

河童?に似た妖怪

詳細説明↓

民間伝承では主に九州地方に分布が見られ、河童のような存在であるとされる。


呼び方にはヒョウスベのほかに

ヒョウスエ、ヒョスボ、ヒョウスボ、

ヒョウスンボ、ヒョウスンベなどが

各地で用いられていた。


佐賀県ではカッパやガワッパ、
長崎県ではガアタロの別名ともされる。

河童が彼岸時季になると川と山とを
移動するとされる言い伝えの多くは
ひょうすべたちに見受けられるものであり、この際に発せられると言われている
「ヒョーヒョー」という
鳥のような鳴き声が、
その呼称の由来になったとも語られている。

ひょうすべはナスを好むと言い、
畑の初ナスをひょうすべに供える風習がある

また、ひょうすべはたいへん毛深いことが
外観上の特徴とされるが、
ひょうすべが民家に忍び込んで
風呂に入ったところ、
浸かった後の湯船には
大量の体毛が浮かんでおり、
その湯に触れた馬が死んでしまったという。

似た話では、ある薬湯屋で毎晩のように
ひょうすべが湯を浴びに来ており、
ひょうすべの浸かった後の湯には一面に
毛が浮いて臭くなってしまうため、
わざと湯を抜いておいたところ、
薬湯屋で飼っていた馬を
殺されてしまったという話もある。
河童が人家の風呂に入っていって
汚してしまう話も同様に九州地方に
広く見ることができる。

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