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昔の妖怪1 『清姫 きよひめ』

妖怪の本を参考にして

少しアレンジ入れて描いてみた。

良かったら見て下さい。





では

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昔の妖怪1 『清姫 清姫』

ざっくり説明↓

『思い込みが激しいストーカー女』


まじめな詳細説明↓

昔、紀州国真砂の庄司の家に清姫と言う娘がいた

ある時、安珍という若い層が熊野詣の途中で、この家を訪れた際に、

清姫の父親が『あの僧がお前の結婚相手だ』とからかった。

清姫は、それを真に受け、安珍こそが、

将来の夫であると思い込み、

年月が過ぎ、

いい年齢の娘となった清姫は、安珍へ

『いつお嫁にしてくれるの』と迫る。

修行の身である安珍は

『熊野詣の帰りに迎えに来る』とごまかし、

その場を過ごす。

いくら待っても来ない安珍を清姫は業を煮やし安珍を捜した

安珍は、面倒に巻き込まれまいと

逃げ去っていたのだが、

その姿を見つけた清姫は、すぐに追いかけた

必死に追いかけた清姫は、

いつの間にか蛇身化し化け物と

なっていたのだ。

安珍は、その清姫の蛇身化に驚き、

道成寺に逃げ込み、鐘の中に隠れる。

清姫は安珍が鐘の中にいることを知り、

鐘に蛇身を巻き付け、燃やした

その業火は、清姫自身でなく鐘の中の安珍もろとも焼き尽くしたという。


教訓

現代でもあるだろう、ちゃんと話すべきことは

誤解が生じないようにしっかり話すべきで、

その場をごまかすことで大事になるということ

だろう。








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