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ルカによる福音書*わたしの名のためにこの子供を受け入れる者は

そのとき、弟子たちの間で、自分たちのうちだれがいちばん偉いかという議論が起きた。

イエスは彼らの心の内を見抜き、一人の子供の手を取り、御自分のそばに立たせて、言われた。

「わたしの名のためにこの子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。あなたがた皆の中で最も小さい者こそ、最も偉い者である。」

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ルカによる福音 9.46-48
聖ビンセンシオ・ア・パウロ司祭 記念日
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ちいさなひと、よわいひと、病気や障がいのあるひと、生まれた国が違うひと、泣いているひと…イエス様がすべてのひとに手を差し伸べてくださるように、私たちも、少しでも、近くからでも、できることをやっていけますように。

最近、いちばん難しいなと思ったのは、価値観が大きく違うひとに寄り添おうとすることでした。

離れればぶつかることもなくなるけれど、それでは解決したことにはならないし…

離れていてもお祈りは続けられるけれど、それだけで本当にいいのかな、とかとか。

ともかく今は祈りのうちに、イエス様とお話を続けていこうと思います。

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なんだか景色シリーズが続きますが、週末に立ち寄った、外海の遠藤周作文学館から広がる角力灘(すもうなだ)です。

あまり時間はなかったのですが、常設コーナーにある遠藤周作氏が使っていたロザリオと、マザーテレサからの葉書をどうしてもまた見たくて。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。