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ルカによる福音書*今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。

ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。

宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。

その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。

すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。

天使は言った。

「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。

あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」

すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。

「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」

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ルカによる福音 2.6-14
主の降誕(夜半のミサ) 福音朗読
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主のご降誕、おめでとうございます 。

夜半のミサは、まだ洗礼準備中だった昨年とは比べものにならないくらいの大きな喜びでした。

神様のお恵み、希望の光は、誰か特別なひとや選ばれたひとに注がれるわけではなくて、どんなに世界の片隅にいても受け取れるもの。

このあと、イエス様が生まれた馬小屋に駆けつけた羊飼いたちのように、神様を信じて、心を開きさえすれば、だれでも。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。