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マタイによる福音書*イエスが手を差し伸べてその人に触れ

アレルヤ、アレルヤ。

主は私たちの病を身に負い、
わたしたちの苦しみを担ってくださる。

アレルヤ、アレルヤ。

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そのとき、イエスが山を下りられると、大勢の群衆が従った。

すると、一人の重い皮膚病を患っている人がイエスに近寄り、ひれ伏して、「主よ、御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」と言った。

イエスが手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまち、重い皮膚病は清くなった。

イエスはその人に言われた。「だれにも話さないように気をつけなさい。ただ、行って祭司に体を見せ、モーセが定めた供え物を献げて、人々に証明しなさい。」

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アレルヤ唱・マタイによる福音8.1-4
年間第12金曜日
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どんな罪を犯した人々も自分のもとに招き、悔い改めた者に赦しを与えたイエス様。

当時、誰もが近づくことすら嫌がったとされる重い皮膚病の者にも、ためらいなく手を差し伸べてくださいました。

そのまなざしは、どれだけ愛に満ちていたことでしょう。

今も変わらず、同じように私たちを見つめてくださるイエス様に、今日も心を向けることができますように。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。