男性上司の勘違いトレードへの対処法 働く女性として生きるということ

こんにちは。
今日は#国際女性デーということもあり、働く女性として悩み、自分なりの答えを導き出すに至った点を書きたいと思います。

仕事をしているとかなりの割合で男性上司と仕事をすることになります。チームの成果を出す事、自分の仕事に集中しているような上司は部下の長所を伸ばし組織として成果を残します。結果的にそういった上司は昇進も早く、部下も実績を残せることになります。ただ、残念ながらそういった上司はほんの一握りです。そういった優秀な上司の元で働けるのは運でしょうか。

これまで出会ったとんでもない勘違い上司は同一の誤った考え方を持っていました。人と人との関係においてはどんな関係でもある種のトレードが生じます。そこで勘違い上司は女性部下に対してご機嫌取りをトレードとして持ち掛けます。当然女性部下はご機嫌を損ねぬよう気を配りながら仕事を進めようと努力するのですが、必ずどこかで事故が起こります。勘違い上司がご機嫌を損ねた時です。機嫌を損ねた男性上司は必ずと言っていいほど、他の女性部下を贔屓にする素振りをわざと見せつけます。こういったシチュエーションは女性であれば必ず経験する場面だと思います。

私は過去に自分が贔屓にしてもらえるようご機嫌取りを頑張ったことがあります。それでも結果は悲惨なものでした。一度ご機嫌取りに成功すると、調子に乗った男性上司は更にハードルを上げようとします。忠実に従い、誠意を見せろとでも言うように他の男性社員と話をするだけで会議に呼ばず、仕事を取り上げ、最悪庶務的な仕事しか回さなくなりました。全体会議の中で挙手をしても見えない振りをし、誰かがフォローを入れてくれても「見えなかった」と鼻で笑います。その後は自分が酷い事をしたと皆から言われていると自分が被害者だと訴えてきました。この酷い仕打ちを受けた頃、私は月経が半年間止まるほどストレスに苛まれていました。

この時から男女の職場でのトレードについて深く考えるようになりました。
上司へのご機嫌取りは男女問わず行われています。常識的な気配りの範囲であるべきですが、相手が女性となるとそこに勘違いが生じます。男性の独占欲、嫉妬、コントロールしたいという欲望が表面化した時、パワハラやセクハラという行為になります。

基本的に職場恋愛はしたくありません。私的な感情に振り回され、喧嘩でもしようものなら先程のような状況になるからです。全ての男性が同じだとは言いません。過去に私が好意を持った上司は他の男性と話をしていて嫉妬の感情を表向きには出しましたが、仕事上問題が生じるようなことはしませんでした。個人的な喧嘩の範囲での反発に留めていました。そういった価値観の持ち主ならいいのですが、大半はそうではありません。

従順に従うのなら実績の作れる仕事を回してやる。そんなトレードを思い描いているのが勘違い上司の特徴です。そこで気付かなければいけませんでした。そのトレードは全くフェアでもなければ相手が思う程価値のないトレードだったからです。ここで「価値がない」と言い切れるのは自分がそれ以上の仕事を自ら生み出せる状態になっている必要があるのです。

他の女性を贔屓にする上司を見たら絶対に乗ってはいけません。
どうぞそちらへと道を譲りましょう。
そしてその上司から遠ざかる努力をしましょう。
その上司は何かにつけて必ず貴方を貶める存在になります。
仕事を餌のようにちらつかせ自分の機嫌を取れと持ち掛ける可哀想な人です。そこに留まれば貴方の努力も才能も潰されるでしょう。

どこの部署に行っても、どこの会社に行ってもいいように自分で実績を作ることに意識を集中させることです。私達女性社員は男性社員の犬ではありません。存在しているトレードなど無意味だと言わんばかりに実績で圧倒すべきです。実際問題、そんなに価値のあるトレードを出来る上司がどれほどいるのでしょう。そんなトレードをするくらいなら自分で価値を生み出せるよう甘えず自立しましょう。早目に見切りをつけ、本当に有能な上司に出会えるよう新陳代謝を高めた方が余程可能性が拡がります。

仕事をしていて感情を激しく揺さぶられるような態度を取られる環境にいるのであれば要注意です。知らぬ間に身体にストレスが蓄積し、半年ほどして身体がSOS信号を発し始めます。そうなる前にその場から去りましょう。貴方ならもっといい仕事が出来るはずです。

女性達よ強くあれ。

仕事に夢中になれる時が貴方にも訪れますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?