米国にみるRPA人材の需要

2020年2月28日刊行。
RPAハンドブック。

日本の株式市場が米国市場に牽引されているようにRPA業界の動向についても同じことが言えるのではないかと思います。2020年2月に発売された洋書からRPA開発者、RPA人材の需要について読み解いていきます。

引用:Automation AnywhereのCTOによると「アメリカではRPAに関する仕事が5,000を超えており、RPAのスペシャリストの要請が急激に高まっています。給与に関しても急激に増加傾向にあり、開発者、ビジネスアナリストやマネージャーに留まらず、ITやBPO、HR、教育や保険などの業種経験を持つ人材にも需要は増加傾向にあります。」

また、こちら。


MM総研の調査によると、日本では年商50億以上の企業の導入率が50%を超えました。同時に、RPAに対する投資を増やすと回答した企業は約4割。日本も遅れながらも導入率、浸透率が上がっていくことが予想されます。

RPA開発はバックオフィスで働く非エンジニア、IT知識のない人でもなることが可能です。現に私自信、企業で働く事務員です。とても面倒な仕事を自動化するために目をつけたのがRPAでした。独学です。現在はHPでの解説が増えてきているので独学で習得することは難易度が高いとは思えません。興味のある方はフリーのRPAを学んでみてください。自分の業務を自動化していけばすぐに実践を通して経験を積むことが可能です。

内製、外注については別の機会に触れますが、RPA人材の需要に関して未来は明るいのではないでしょうか。これに比例してRPA開発者の増加、そして報酬アップとなることを期待しています。

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