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実体のない通貨 サービスインへの課題

こんにちは。
3人の子どもを持つシングルマザーはな💐です。

いろいろと考えることが好きな性分なので、時々アイデアが思い付きます。アイデアだけで終わることもありますし、Twitterで呟いてみて反応をみることもあります。今回書いておこうと思ったのは、一つのアイデアを事業にしてみようと思い立ったのですが、諸事情で断念した時に得た学びです。

タイトルにもあるように「実体のない通貨 サービスインへの課題」が断念理由の一つです。私が思い立ったサービスはCtoC(個人間)で趣味レベルの内容を先生、生徒として学べる場でした。Live配信でZOOMのように配信が出来る。例えば鉄オタが熱く語る先生となる、パフェ好き男子が地元パフェについて情報を発信する、お掃除のプロが断捨離を教える。そんな風に気軽に教え合える場を作ることでした。個をアップデートする、COUP(コアップ)と名付けました。

実際に業者に問い合わせ、打ち合わせを行いました。最初は先生毎に月謝制にしようかと考えていたのですが、Live配信アプリを観ていて気が変りました。Live配信の投げ銭市場を調べて驚いたのです。誰かがカメラ前で喋っているだけなのに、数十億、数百億と投げ銭市場は動いていました。この時、投げ銭の秘めた可能性を試してみたくなったのです。

クラウドファンディングでもわかるように、今の日本はお金がないわけではないのです。お金を持っているけど、使う場がない。お金を支払う価値さえあれば、みんな喜んでお金を支払うのが今の日本の実態です。この事が裏付けるように、面白いもの、価値があると判断されたものに対しては提供側が想定した以上の収益を上げる事があり、それは投げ銭市場が盛況である理由でした。

ただ、ここで壁がありました。決裁に使用するクレジットカード会社の審査が厳しく、サービスの中でポイントや仮想通貨のように実態のないものが循環する仕組みはCredit(信頼)がなく、なかなか許可されないのです。何を基準にこのラインをクリア出来るのか明確ではありませんが、起業後すぐにこの課題を解決出来るとしたら、社名や資本金だけではないはずです。ある程度仕組みを確立し、ユーザーが増え、助走が出来た状態でないと厳しいのではないかと想像します。

とあるオンラインサロンでもクラウドファンディングの審査をなぜ通過出来なかったのか分からないと不満たっぷりの投稿を目にしたことがあります。投稿者が考えたのはサービスの中で仮想通貨のように〇〇マネーを循環させることでした。仕組みとしては面白いのかもしれませんが、クラウドファンディング側からするとOKを出せないのです。

クラウドファンディングの説明会でもこの点について話がありました。クレジットカード会社やキャリア決裁が警戒していることそのものなのです。先程の投稿者のクラファンにOKを出して潰れてしまった場合、その類のクラファン全てが共倒れするとう内容でした。

今の時代の流れを汲み取りながら発案される方にとって、この仕組みは思い付き易い内容だと思います。私の場合は、アプリ開発費が億単位になることが想定出来たので断念しましたが、そうではない場合はぜひ乗り越えてみてください。w 理由も共有して頂けると嬉しいです。w


では、最後までありがとうございました。

はな💐でした。


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