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人に許してもらったぶんだけ、人を許せるようになるのかもしれない。

信じられないようなミスをした。

いつもならやらないような、めちゃくちゃ大変なミス。人にめちゃくちゃめちゃくちゃ迷惑をかけるミス。

ショックで、自分を責めまくったししばらく呆然としてて何も手につかなかった。

私だったら、絶対怒る。
泣くかも。
そんな内容。

だけど、お相手は、
大丈夫ですよ
って言ってくださった。

もちろん大人同士のコミュニケーションだから、そういった優しい言葉をくれているのだというのはわかっている。けど、これでもうさようなら、だとか、お怒りの言葉をわーっといただくとか、そういったことを想定していた私にとっては骨身に染みるご対応をいただいた、という感覚だった。

そして、それ、自分だったらできるか?ということでもある。

人に迷惑かけたらいけない
失礼になるかも

そういうことばかり先に考えてしまい、人と関わるのをやめてしまうんだけど

それってちょっと違うのかも。

もちろん迷惑なんてかけないほうがいい、ミスなんてないほうがいい前提ですが

こうやって「誰かに許してもらった」ぶんだけ、私も誰かのことが許せる範囲というか、深度というか、が、増えていくのかもしれない。

わかるわかる、わたしもそういうことあった
でも、わたしも助けてもらったから、今度はわたしが助けるよ

そんなふうに思えることが、もっともっと増えていくってことなんだな。

フルタイムでママ先生してたときも散々まわりから言われてたはずのことが、今ようやく、少しずつ、「わかる」ようになってきてる。おかしいね。遅いよね。

なんの歌詞?て感じだけど、人に許してもらったぶんだけ、人を許せるようになる

そのためには、ちゃんと人と関わって「失敗」することが大切って、ことなんだなと。迷惑をかけないで生きてくのは無理なんだから、お互いに助け合うってことなんだなと。
教育関係の本とか見てるとめっちゃ見ることで、頭ではわかってたし育児や学校現場でも意識してるつもりだったけど、一番できてないのは私だったのかもしれない。

簡単なように思えることが実は、なにより難しい。大人になってから自分を変えるのも、難しい。

気づいたところから、始めたいね。

#はなの10分日記

10分。

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