Road to "FUJII KAZE" #2023.01 LAATさいたま
藤井風さんの「帰ろう」が弾きたくて、ピアノ教室に通うことを決めた１月。
レッスン自体は２月からだったので、１月はうずうずしながら過ごしていました。
ピアノ教室を申し込んだ時に、受付の方に「ご自宅にピアノはありますか？」と聞かれ、
「あります。でも、何年も電源をいれてなくて…」と答えたわたし。
勢いで来てしまったので、
我が家の電子ピアノが、ちゃんと音が出るのか確認もせずに来てしまいました。
小さい頃に、わたしが練習できるように両親が買ってくれたピアノ。
すっかり今は本棚と化しており、全く弾いていなかった。
受付の方とワイワイお話ししていたところ、母からLINEが。
「ピアノ、音でたよ！」
わあ～～～！！！！！
わたしが勢いでピアノ教室に行ったことを知り、密かに音が出るか確認してくれていたみたい。
母よ！ありがとう！
いつも背中を押してくれるのは母です。
電子ピアノも、母が選んでくれたもの。
「鍵盤の数がちゃんと揃っていて、絶対これ！って決めてたの。」
と、帰ってから話を聞かせてくれました。
小さい頃のわたしは、ピアノを習わせてもらえること、家にピアノがあるということがしあわせなことだって、全然気付いていなかった。
時間がかかりすぎですが、数十年かかって、ようやく気が付けた。
きっかけをくれた風さんに、感謝です。
「練習しないなら辞めなさい！」と母に怒られ
「辞めないよ！！」と答え、何度ケンカになったことか。
辞めたくないけど練習もしなかった、
そんな生意気なわたしに
「大人になって、弾きたい曲ができて、ピアノに通っていてよかっと思える日がくるよ！」と言ってあげたいな。
電子ピアノ、大切にします。
そして、２０２３年１月、さらに忘れられない出来事がありました。
何なんだけ、撮影OKでした。
はじめて、藤井風さんに会えました。
アリーナ１３列目という、奇跡みたいな席でした。
たくさんの人の真ん中で、ステージをくるくると駆け巡る風さんがそこにいて、
目が離せなかった。
本当に、風さんがそこにいた。
あんな風に釘付けになって誰かのライブを見たのって、初めてだったと思う。
色んな方がよく「風さんのライブで癒されたー」と書かれているのを目にしていたので、
癒されるってどんなだろう～と思いながら行ったのですが、
そんなわたしがバカでした。
魂抜かれたんかと思うくらいの迫力でした。
あんなライブ初めて。
最初から最後までノンストップで駆け巡る風さんの音楽を、
気持ちと体と全部で体感した時間でした。
かっこよくて、美しくて、キレイで、かわいらしくて、やっぱりとんでもなくかっこよかった。
ライブが終わった途端、一緒に行った母もわたしも気が抜けてどーっと疲れが出て、しんどいよね！と大笑い。
(しあわせな疲れをしばらく引きずり、仕事にならない日が続きました。笑)
２０２３年の１月は、憧れの藤井風さんのライブに初めて行けて、ピアノも再開できた、しあわせな月になりました。
さあ、２月からはついにレッスンスタート！
果たして「帰ろう」はいつ弾けるようになるのでしょうか…☺️