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MAMAMOOの魅力②「口から音源」

はじめに

 突然ですが、皆さんはTikTokをダウンロードしてますか?実は、TikTok2020年上半期楽曲ランキングの5位に、MAMAMOO(ママム)の「HIP」がランクインしてます!!めでたいですね。これを機に、もっとたくさんの方々にママムの素晴らしい曲が届けばいいなと願っています。

この「HIP」をママムが楽曲発表したのは昨年の11月。ということで、そろそろカムバ(カムバック:新曲やアルバムの発表で音楽番組出演など活動が始まること)があるのではないかとソワソワしながら最近過ごしています。

という風に下書きをしていたところ、9月11日にCMソングではあるものの新曲が完全体で発表されました!!やっぱり、4人のママムは最強です。さらに、ペンカフェでは新アルバムのタイトル曲を選ばれしムム(ママムのファンの呼称)が選定に参加するとのこと。カムバ、そろそろで間違いなさそうですね。とても楽しみです。

 あまり本文に関係のない前置きをしてしまいましたが、今回は「口から音源」と言われる、歌唱力や表現力に焦点を当てて書いていこうと思います。ですが、私は音楽の専門的なことは分からず、見当違いなことを言っていることも多々あると思いますが、大目に見ていただければ幸いです。


1 「口から音源」

 まずはこちらの動画をご覧ください。(コメント欄に固定されているコメントから歌っているところに飛ぶことができます。)

3曲お聞きいただければ分かると思いますが、単純に歌が上手すぎるんです。このときはアレンジも加えながら歌っていますが、音源と比べても全く劣らないですよね。

 もとの音源が分からないから…という方は、「涙そうそう」をカバーしているこちらの動画をご覧ください。(この動画はShort.verなので、ムンビョルが歌う前で終わってしまっていますが、全編は『4colors』初回限定盤Aに付属しているDVDで見ていただければ幸いです。)

上手すぎませんか。母国語ではない言語で歌うこともすごいですし、日本語の発音が綺麗なことも耳にすんなりと入ってくる理由だと思います。特に、初めて聞いたとき、「つ」がちゃんと発音されていることに驚き、相当耳がよく、かつ練習もしてくれたんだろうなと思いました。さらに言えば、これはライブ映像で、生歌なんです(もしかしたら被せもあったかもしれないですが)。

このライブからしばらくした後、音源発表されました。ですが、音源を聞いても、この動画の歌声を聞いても、遜色ないどころか、ライブ映像の歌声のほうが鳥肌が立つような気がします。

 「口から音源」という言葉はまさに彼女たちの代名詞の1つでもあると思います。これは、ダンスなしの曲ですが、ダンスのある曲でも安定していて、素人の私からしてみれば、どうしてそんなに踊りながら安定した歌声が出せるのか…尊敬しかないです。

ちなみに、ソラは韓国語でカバーしているので、ぜひこのMVもチェックしてみてください。


2 色々な世界を見せてくれるMAMAMOOというジャンル

 2点目は、色々な世界を見せてくれるほどに、様々なジャンルの歌を発表していることです。ママムが歌うのは、HIP、Egotistic(너나 해) 、Décalcomanie (데칼코마니)など強そうでかっこいい曲調ばかりだと思われている方も多いかもしれませんが、そんなことはないんです。「MAMAMOOというジャンル」と言われるほどに、多様なコンセプトをものにできる歌の表現力は見事です。

2.1 AZE GAG(아재개그:この曲を初めて聞いたときは衝撃的でした。タイトルの通り、オヤジギャグがたくさん出てきます。

事前にファンから募集したおやじギャグワードを歌詞に採用しているとのこと…!!採用されたファンの名前は実際にアルバムのスペシャルクレジットに登録され、一生忘れることができない思い出をプレゼントしました♡

引用元 MAMAMOO JAPAN OFFICIAL FANCLUB「今日の一曲♪ #AZE GAG」(2020年5月12日)〔https://mamamoo.jp/news/detail.php?nid=XKfeaL6Achg=〕

2.2 Waggy(쟤가 걔야:リズミカルでとっても可愛らしい1曲です。一度聴いたら、サビの部分は耳から離れないのではないでしょうか。恋に落ちたときの歌ですが、「ビールを一杯(飲まない?)」というのがママムらしくて好きです。

2.3 Memory(그리고 그리고 그려봐:とても暖かい気持ちになれる1曲です。曲調も一息つくことができるような、時間の流れをゆっくりと感じられることの出来るもので、心地がいいですよね。雪が降る寒い日に、温かいココアを飲みながら暖炉を大切な人と囲む、そんな情景が浮かび上がります。

2.4 Words Don't Come Easy(우리끼리:大人の魅力満載でおしゃれな曲も得意なのがママムだと思います。個人的には、ママムの歌うこのような種類の歌が特に大好きです。(この曲は公式動画が見つけられなかったので、曲を聴いてみてください。フルアルバム1作目のMeltingに収録されています。)

2.5 Destiny:Queendomの最終ステージで初披露された曲ですが、今までやってこなかた「新しい」曲ではないでしょうか。他に出演させていたグループの方々の多くも、自分たちのオリジナリティを持ちつつも新たな面を見せることで評価を受けていたように見えました。そんな中でママムも挑戦したのではないかと思っています。映画のオープニングに使われそうな壮大さもありながら、「私たちはまた出会う運命だった」と歌いあげています。

2.5 I Miss You:ママムのバラードと言えばこの曲ではないでしょうか。歌唱力が際立っている曲の1つでもあると思います。あなたが恋しい、そんな思いを歌っています。Queendomのステージで、ムムにプレゼントしてくれたステージ以来(この時は歌詞がアレンジされています。)、さらに好きになった曲でもあります。


3 メンバー全員がソロデビューしている凄さ

 3点目は、全員がオリジナル曲でソロデビューしているということ。Kpopアイドルの中で、全員がソロデビューしているのは珍しいのではないでしょうか。それぞれがボーカルアーティストとして活躍できるだけの実力を兼ね備えているという点が、「信じて聴くママム」と言われる1つの理由でもあると思います。

 ということで、曲の超個人的な解釈と、その曲のMVをまとめてみました!

ソラのソロ曲「Spit it out」:新しいことに挑戦するのに他の人のことは関係ない。ただ吐き出し、楽しむの。

ムンビョルのソロ曲「SELFISH」:いつも他の人の基準に収まって窮屈に生きるんじゃなくて、たまにはわがままになって自分の幸せを思ってもいいんじゃない。

フィインのソロ曲「EASY(feat. 식케이)」:馬鹿だね。私が合わせてあげてたし、私の方が好きだった。でもそんな気持ちも変わるし、もう遅すぎるの。そんなに軽い人間じゃないの。

ファサのソロ曲「TWIT」:どうしてそんなにも私に尽くすことができるの。でも今は分かる。私が馬鹿だったのね。

改めてそれぞれのソロ曲を聴いてみても、ママムは本当に個性豊かなメンバーの集まりであることが分かります。今年初めに発表されたキム・ドフンプロデューサーのインタビュー記事において、「4season 4color Project」以降、よりメンバーそれぞれがやりたいこと、望むことに焦点を当てていることが述べられています。ぜひ今後も、それぞれがやりたいことをやっていってほしいです。また、その中にママムの4人でやりたいことがまだまだあるのならば、ムムにとっても嬉しいことですね。

 また、全てのソロ曲ではないものの、全員1度はソロアーティストとして、米国ビルボードのチャートイン入りを果たしています。

チャート入りがすべてではないものの、こうした偉業達成は1人のファンとしてとても嬉しく思います。欲を言えば、もっともっと多くの人々に彼女たちの歌の魅力が伝わってほしいです。


おわりに

 「口から音源」と言われる歌唱力の高さから、彼女たちの魅力について記してきました。「MAMAMOOの魅力①『ステージ職人ママム』」を書いてから随分と立ってしまいましたが、次回で彼女たちの魅力に焦点を当てて書くのは一区切りにしようと思います。最後は、ガールクラッシュと言われてるけど、それだけじゃないと思っています。かわいくて、おもしろくて、最強なんだということを伝えられたらいいなと思っています。彼女たちも努力したり、自分自身と向き合ったりしてるんじゃないのかと思ってるので、そんな部分を超主観的に書いていくつもりです。

 最後までお読みいただきありがとうございました!


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