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笑うマトリョーシカ 2話感想

#テレビドラマ感想文

2話も早く3話が観たくなるような内容だった。

1話では清家一郎を操っているのは鈴木俊哉と示唆されていたけれど、今回は元カノ美恵子(仮)が出てきて大変怪しい。怪しさ満載。

高校時代は鈴木の影響を強く受けていたけれど、大学時代は美恵子(仮)の影響が強くなったことが鈴木の回想から窺えて、清家一郎が染まりやすい人間だということがより一層印象づけられた。

学生時代のやり取りからして、清家は鈴木のことをハヌッセンだという認識を隠しもせず、美恵子(仮)との出会いでそれが賞賛から批判に転じたことまで示された。ということは、大学在学時はハヌッセンこと鈴木を批判しているのも同然。なのにその後、同じ議員の秘書として一緒に働き、その後は自分の秘書として鈴木に側にいてもらっている。それは美恵子(仮)との関係の変化ゆえなのか、それとも清家自身の思惑(=鈴木を利用する)(鈴木を信頼する考えに転じた)なのか。多分その辺りの学生時代のことがこれから明らかになるんだろうな。

まだ清家一郎自身の思惑が全然見えてこない。まあそれがこの話の一番の核でもあるんだろうけれど。道上のことを頼ろうとしているのか、利用しようとしているのか、味方にしたいと思っているのか、守りたいと思っているのか。どの選択肢にも転べる清家の曖昧さに翻弄される。
しかし、このじわじわと真実に近づいているような、遠ざかっているようなもどかしい感じがたまらない。

現段階の疑問点
・論文を送ってきたのは誰?(道上の予想通り、清家が密かに助けを求めている以外の理由が見当たらない=清家?)

・清家の「もう大切な人を失いたくない」という台詞は過去に大切な人を失った、ということになるけれど、それは誰を指すのか。自分の父?武智?

・清家が道上と連絡を断つことにした理由は?

次回も楽しみ。

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