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五七五のつぶやき(3)

枯れ野原 日向ぼっこの 鳥かかし
(かれのはら ひなたぼっこの とりかかし)

こんにちは、hana.hafuriです。

近くには、大きくはない田んぼ畑のエリアがあります。季節は冬近くなので、稲は刈り取られ、枯れ野原のように広がっています。

そこにカカシがあるのですが、守るべきものがすでに無い状態のカカシは、役目を終えて優雅そうに佇んでいます。

まるで日向ぼっこをしているように。

そして、本来ならばカカシの天敵だった鳥、カラスなども、カカシと一緒にぬくぬくしているようでした。

簡単な詩を綴ります。

刈り入れ消えた
稲穂たち
サッパリ広がる
枯れ田んぼ
そんな野原に
のんびりと
日の光をうけ
カカシ立つ
日向ぼっこに
目を細め
カラスと一緒にまどろんで
枯れた野原を
眺めてる
仕事を終えてのびのびと
天敵カラスも
今は友
日向の時間
分かつ友

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