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【心が『今』にナッた詩(1)】(自助の詩外伝)

こんにちは、hana.hafuriです。

このウタは、私自身が、非日常の一コマで、感動し心が温まった出来事を、未来の私を含む他者に伝えたい✓✓✓✓と想い、綴ったウタです。

ココロが『イマ』にナッたウタ
の、『ナッた』は、
鳴った
成った
為った
…の、三重意トリプルミーニングで用いてます。

今回は、旅の思い出として、三篇含めています。
どれも心が大きく動いて、目が汗っかきになった瞬間でした。

※旅先は敢えて明言しませんが、もしよろしければ、ポロポロヒントは入ってますので、内々✓✓に推理として楽しんでみてください🕵‍♀💡

hana.hafuriより 投げっぱなし出題


『チョコレート』

バスを 待つ
時間に ブラリ
訪れた
小さな 郷土 資料館

無料 入館 ありがたく
されど 展示は
細やかで

俯瞰ふかん ミニチュア
土地を見る

お手製 動画
歴史 知り

植生しょくせい 野のモノ 海のモノ
それらを 巡り
目で 楽し

そろそろ 時間 近しとて
駆け足 見るは
受付の 裏の 石々いしいし 展示物

すると 不意に 旅のとも
我を 呼ぶ声
聞こえたる

その声呼ばれ 受付に
向かうと そこに
座したるは
初老しょろう 兄様あにさま 肌小麦はだこむぎ

チョコをどうぞと
机上つくえうえ
感動覚え 礼伝え
旅の伴トモ ども 一つ
拝借す

一つで良いかと
なまりにて
聞きし 言葉は 柔らかく
笑顔一杯 謝辞伝え
受付 見つつ 出口へと

すると 兄様 座したまま
片手大きく 手をふって
我ら見送る その様に
我と伴我ら二人(われらふたり)も 呼応して
片手一杯 ふり返す

「ありがとうございました」
「ご馳走様でした」

一期一会の 旅縁たびえにし
棚ぼたチョコを 頬張ると
潮風 涼し
鼻 熱し

普段のチョコとは
一味ひとあじ
甘み際立つ
旅味覚たびみかく

疲れを癒やす その甘露かんろ
バスを待つ時
口に 



『食の結んだ笑み』

海鮮を 食べたい 気持ち
旅のトモ
その吐露 聞きし
それならば

調べ 行きたる
食処しょくどころ

伴は 鯛の茶漬飯ちゃづけめし
されど 我の 目にとまる

『ランチ 二種盛り』
『チキン南蛮』
『揚げ出汁豆腐・茄子盛り合わせ』

お店のメニューより

海鮮 無縁むえん
それなれど

胃or脳我(われ)の 望みは 脂&油アブラぞと
望みこころの ままに 頼みけり

『お好きにどうぞ』 お手製の
ふりかけ・・・・ありて シラス入り
それも一つの 海鮮と
白飯しらめし 上に 振りかける

「いただきます」
「ありがたく」

食を開始し 初手しょて 野菜サラダ
歯ざわり 軽く
シャキシャキと

揚げ出汁豆腐
おろし 乗り
海苔も 乗りては
半分を
トモと分かちて 味みっこ
ジュワリ 広がる
その味覚

待ってましたと
鶏南蛮とりなんばん
濃厚ダレに ガシュガシュの
ころも 絡みて
口 嬉し
こちらも 伴と 味みっこ

旅の伴から 鯛もらい
ハッツリ 新鮮
口 跳ねて
これまた うまし 口福魚こうふくぎょ

「うんま!」「うまいわー」

詠嘆えいたん こぼし
食べた故
ご飯 マネジメント管理(かんり)が 不足して
ご飯 おかわり お願いす

「ご飯と お味噌汁は おかわり無料です」

最初に聞きし 説明が
心 ウキウキ
耳 残り

虎の子 チキン主菜(メイン)
白飯しらめしの マブダチとして
口 運び

旅の伴に しるもらい
最終形態 茶漬け飯
白(しろ)に ふりかけ彩(いろど)り
サラサラと
おかわり ご飯 平らげて

食事の しめ
出汁一献だしいっこん
味噌汁 中に
柑橘の
姿 風味が 見え隠れ

「お〜いしかったなぁ」
「感謝」
「ご馳走様」

満腹 嬉し
お会計

退店出ようとすると
兄様あにさま
≒注文聞きし 兄様が
ぜんを届けし 兄様が
≒会計担当 兄様が

≒袖ふり合いし 兄様が

我と伴を 見送って
店の 戸外とがいに やってくる

「ありがとうございました」
「どうぞ また いらしてください」

視線が出会い
笑み たた

「とても 美味しかったです」
「ご馳走様でした」
「ありがとうございます」

飛行機鉄鳥(てつどり)
乗りて来訪 遠き地の
ゆえに再訪 言の葉は
紡ぎ 叶わず
ただ 謝辞に
ただ ただ 礼に
重ね 

一期一会の 旅縁たびえにし
食が 結んだ
人の笑み

胃は 温かく
目は 熱く
店を 後にし
駅へ 行く



『鎮魂碑』

バス 移動
最中さいちゅう 見たり
鎮魂碑ちんこんひ

歴史 教科書
学びたる
日本画 屏風 戦記物せんきもの

その地が かつて
その舞台
それは 旅前たびまえ Wikipedia百科の書(ひゃっかのしょ)
紐解き 知りし 知識なれ
まさか 鎮めの 石碑せきひなる
ものが あるとは 我知らず

今は昔の 過去のとき
遠く 海え 異邦人いほうじん
この地に 至り
散りし 者(モノ)
それを供養す
いしせき

刹那せつな 雷火らいかの 稲光いなびかり
石火せっかの如く
心羽心跳ね(こころはね)
脳裏を 翔けて
我 想う

それは ヒトの 友愛優(やさ)しさ
怨めし辛(つら)さ
悲しさ苦(くる)しさ
ない混ぜに

遥か 遠方えんぽう 戦人もののふ
して 帰れぬ
その故郷こきょう
けっして 再会でき会(あ)え
その縁者えんじゃ

えんも ゆかり
ない地にて
海の 藻屑もくず
命 散る

その たましいに 寄り添って
供養くよう 鎮魂ちんこん しずめ石
テキ」 では無くて
ヒト」 として

故郷こきょうを 持ちし
仲間トモ」 として

気持ち心(こころ)を 持ちし
仲間トモ」 として

石を 造りし
その古人こじん

慈愛善意(ぜんい)
深慮哀(かな)しさ
徳行温(ぬく)もり
視界 霞みて
目清水まなしみず

石火の 如き 想像は
真実マコトなどとは 言いはせぬ

迷える推理 メイ推理

されど わが 胸
わが 内に

ヒトと の 色
夕日琥珀(コハク) 色

ひかりて推理 メイ推理

そんな 輝く 「一片ヒトヒラ」の
花弁はなびら 花弁かべん
はふり 舞う

一期一会の 旅涙たびなみだ
幾年いくとせ またぐ
旅縁たびえにし
それは 「時の旅人人(ヒト)」 ゆえ
なせる 技



#自助の詩 #心が今にナッた詩 #創作大賞2024 #オールカテゴリ部門 #旅の思い出 #一期一会 #旅縁 #時の旅人

んでいただき、ありがとうございます
格の御礼、もうしあげます
感の思いです
辞を深々、お贈りします🍀\ペコリ/

以下は、タイムリーに一つ前の記事を読んで下さっていて、この記事も読んでいただけた方向けの、補足メッセージです🙌🌟

当初は結構先の復帰の予定でしたが、この自助の詩外伝を閃き、それを書き上げたこと等のアウトプット欲が高まったことから、前倒しでnoteを再開しました💪💡
(あと、皆様のnoteを見ていたら、『創作大賞に応募してみよう』と刺激をいただきました。本当、お陰様です)

※前倒し再開で、アウトプットはしてゆきますが、それ以外コメント・RSSは一つ前の記事で書いたスタンスで、しばらくはやってゆきます🐢🌸

今月202405は、月の途中からの再開なので、月末感謝の漫才はスキップします🦘ピョン

タイムリーに一つ前の記事を読んで下さった方へ   hana.hafuriより


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