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五七五のつぶやき(95)

枯れ草の 網間を抜けて 若葉萌ゆ
(かれくさの あみまをぬけて わかばもゆ)

こんにちは、hana.hafuriです。

河原の枯れ草は、冬枯れで真っ白な網のように入り組んでいましたが、その枯れ草合間から、若葉が顔を覗かせていました。目の細かい網を通すように、枯れ草原に緑が目立つようになってきました。

簡単な詩を綴ります。

枯れ草
白と黄色の
合間色あいまいろ
それが絡まり
織り込まれ
川のほとり
広がって
枯れ草連山れんざん
低き山脈やま

そんな山脈やま
網目より
のびのび姿
現すは
新芽若葉しんめわかば
萌ゆるくさ
枯れ網投網かれあみとあみ
くぐり抜け
枯れ草白黄(しらき)新緑みどり
重ね塗り

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