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【実験】休み下手だった日本人の私が、ドイツ人の休み方・働き方を吸収したら、日本の働き方を変える道筋が見つかるのか。

こんにちは!はなです🌼
今回の記事は「新しい働き方ラボ」の自主企画に関する研究計画書になります🧪

現在新しい働き方LABでは、働き方に関するあらゆる実験にチャレンジしたい「研究員」第1期生を募集中です。
新しい働き方に挑戦したい方なら誰でも応募可能。ご興味のある方はこちらへどうぞ。

近年の私の壮大なテーマを
ここで研究させていただきたいと思います😊💓


◆実験の目的

日独の休み方・働き方を比較し、日本人の休み方・働き方を変える道筋を見つけること。

◆実験の背景

自己紹介

私は現在、ワーキングホリデーにてドイツに滞在しています🇩🇪

ライフコーチとしてオンラインで仕事を続けつつ、
長年の夢であったドイツ長期滞在を叶えているところです。


「休み=悪」な過去の私

私は長年、自分を休ませることが苦手でした。
休みなく頑張ることが正義だと思っていました。

そんな信念とは裏腹に、体はそんなに強くないしメンタルにも波がある。

学校や職場を休むときは罪悪感が強く、

「休んだら迷惑をかける」
「休んではいけない」
「体調管理も仕事のうち」

と自分を追い込み、常に「体調を崩してはいけない」という強迫観念にも似た感情を持ちながら過ごしていました。
「休み=悪」というイメージが染み付いていました。

10ヶ月の休職&変わるきっかけ

そうしていくうちに、小さな体調の変化を蔑ろにするようになった私は、ある時突然、心も体も大きく傾き、10ヶ月の休職をすることになりました。


休職し始めてからも心は休まることなく、最初の3、4ヶ月は
「早く復帰しなきゃ」
「同僚に迷惑をかけている」
「みんな私を恨んでいるに違いない」
と自分を責め続けました。

そんな私の概念を大きく変えるきっかけになったのは、キャリアコンサルタントでもある、友人のお母様の言葉でした。

今はまず思いっきり休んだほうがいい。
今後あなたにぴったり合う職場を見つけるためにも、本来のあなたのエネルギーを取り戻すことが大優先

大丈夫。エネルギーが戻ってくればあなたなら自然と行動できるから。

この言葉が妙に腹落ちした私は、パチンとスイッチを「休息」に切り替えました。

当時休むことが苦手になっていた私は、「どうやったら自分が休まるのか」コーチングセッションで継続的に向き合い続けました。

そうしてぐっと集中的に休みを取ってリラックスしていくうちに、自然と「何か新しいことをやりたい」という前向きな気持ちが戻ってきました。

私の経験を日本の働き方改革に生かしたい

思い詰めすぎて体調を崩した私が、今、ドイツ長期滞在という夢を軽々と叶えて毎日生き生きと暮らせているのは、間違いなくあの「休息」があったから「休息」という概念の捉え方の変化があったからだと思います。

健康な人生を送る上で、休息がどれだけ重要か身をもって体験しました。

過去の私のような人は日本には多いのではないでしょうか。

みんながもっと休み上手になれば、
日本社会の「休み」の捉え方が変われば、
一人一人がもっと生き生きと働けるようになり、
日本社会はより発展していくのではないか。

この経験を過去の私のような人のために、日本社会のために生かしたい。
そんなサポートを仕事にしたい。

そう思って興味を持ったのは、人事という仕事でした。

日本企業の人事部として就職し、社員一人一人がより生き生きと働ける環境を作り、社員を、日本社会をサポートしていきたい。

そんな思いが芽生えるようになりました。

「休息」で思い出したドイツ生活

具体的にどんなアプローチをしたら
人事として企業に、日本社会に貢献できるのか。

そう考えた時に思い出したのは、学生時代に留学していたドイツのホストファミリーでした。

印象に残っているのは

彼女たちの柔軟な働き方、休み方、
そして休むことへの前向きな捉え方。

朝早く出勤・おやつの時間には帰宅して夕方を優雅に過ごしたり、休日は自然の中に身を置いてくつろいだり、私が夜、少し宿題をしているだけで「宿題より体が大切。早く寝るんだよ?」と冷静に諭されたり、、、

彼女たちは毎日楽しそうで、仕事帰りもいつもご機嫌でした。

ホストファミリーのお庭。
野菜を収穫したりBBQしたり。

ドイツ人と私の違いってどこにある?

そんな私と、ホストファミリーを比較したとき、

✔︎なぜこんなにも大前提の考え方に違いがあるのか
✔︎その違いが明らかになれば、日本の企業・日本人にも取り入れられる要素があるのではないか

と考え始めました。

この2つの疑問を軸に、「今私がドイツにいること」をフル活用して、今回の実験を行っていきたいと思います🧪

◆検証したいこと

休み下手だった日本人の私が、ドイツ人の休み方・働き方を吸収したら、日本の働き方を変える道筋が見つかるのか。

前述した通り、私は帰国後、日本企業の人事部として働くことに興味を持っています。

今回の研究を活かして、日本企業の働き方・休み方を改善できるような具体的な道筋を見つけていきたいと思います🔍


◆活動の概要(どうやって研究するの?)

計5つのアプローチから研究していきたいと思います🫡

①客観的データ収集
日独の有給休暇日数、有休消化率、残業時間、労働時間など

②ドイツ人、日本人にインタビュー
・ドイツで働いているドイツ人・日本人
・日本で働いているドイツ人・日本人
・日独両方で働いたことがあるドイツ人・日本人
インタビューし、日独の働き方・休み方の違いを研究する。

・🇩🇪で働いているドイツ人・日本人
 :あなたにとって休みとは?/休むってどんなイメージ?/休みの日何する?/有給はどんな時に使う?/休むと何が起きる?etc

・🇯🇵で働いているドイツ人・日本人
 :あなたにとって休みとは?/休むってどんなイメージ?/休みの日何する?/有給はどんな時に使う?/休むと何が起きる?etc

・🇩🇪🇯🇵両方で働いたことがあるドイツ人・日本人
 :日独それぞれで実感した違いは?/日独それぞれの好きなところ・嫌なところ/ドイツの休み方・働き方で日本に取り入れたらいいと思うところは?etc

③ドイツの休日の過ごし方を体験
実際にドイツ人の休み方を体験し、
・具体的に日独の休み方にどんな違いがあるのか
・ドイツのどんな部分(思考、習慣、労働環境)を日本に取り入れると、
より労働環境・日本人のマインドが改善される
のか
を分析する。

・散歩
・ハイキング
・カフェ
・ピクニック
・バケーション(2週間以上の旅行)etc

④noteで発信
・①~③をそれぞれ記事にする。
・これらの結果をもとに「日本の企業で取り入れたらいいのでは」と私が感じる要素をまとめる。

⑤日本企業の人事部の方にインタビュー・対話
私は人事経験がなく、私の考察だけでは机上の空論となってしまう可能性があるため、日本で人事として働く方に私の考察結果を共有し、
 ・「日本企業に取り入れるとしたらどんなことができるのか」
 ・「取り入れたくても難しい部分(課題)もあるのか」
 ・「その課題にはどうアプローチできそうか」
をインタビューしてまとめていく。

◆アウトプット・成果

・①~③の記事をX、noteで発信する(=④)
・最終報告書をnoteで発信する
 →「日本人の働き方をよりよくするために人事としてできそうなこと」

◆実験の測定方法

データ・インタビュー・体験を元に、日本企業の人事部の方に話を聞き実際に人事領域で活用できる要素を考察してレポートにまとめる。

◆スケジュール・進め方

6月
・インタビュー内容の検討
・インタビュイーの検討
・ドイツ人の休み方リストアップ
・日独の客観的データ収集(①)

7~9月
・インタビュー&note発信
・ドイツの休日体験&note発信
・中間報告書(9月)

10月
日本企業の人事部の方にインタビュー

11月
最終報告書


今回の企画テーマは、あたらぼの存在を知る前から自主的に研究したいと思っていたテーマです。

今回この環境で研究させていただくことで、他業種の方の視点やアイディアもいただきながら、より彩豊かに研究していけるのではないかなとワクワクしています😊💓


すでにかなりハードスケジュールな予感ですが、半年間楽しく研究していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします🌷


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