ちょこぽじ06
【過去の自分を褒める】
久々に知り合いに会った時。
元の仕事の同僚とか、先輩とか。
相手から声を掛けてもらうと、すごく嬉しい。
そして、まぁ、フツーは。
よく覚えててくれたなぁ、とか。
わざわざ声掛けてくれるなんて親切だなぁ、とか。
相手に対する感謝とか、敬意とかを感じるものなのだろうけれども。
私の場合は、ちょっと違って。
”過去の”自分も、褒めることにしています。
「声を掛けてもらえるってことは、あの頃の私が、嫌われてなかったってことだよね」と。
自分に置き換えて考えてみましょう。
昔、一緒に仕事してたひとが居て、そのひとが苦手で、距離を置きたいのよね、なんて思っていたとして。
町なかで、遠目に。そのひとを見かけたとしたら、自分から声を掛けるでしょうか?
うん、避けますね、きっと(苦笑)。
だとしたら。
声を掛けてくれた方は、私に特に悪い印象を持ってはいなくて。
偶然の再会を、ほんのっちょっとでも楽しいとか嬉しいとか思ってくれてるのかもしれない。
と、いうことは。
過去の自分は仕事の仕方とか、人間関係とか。
ある程度ちゃんとできてたんだろうな、と。
遠回しに褒める訳です。
自分で自分を肯定することって、できてるようで意外とできません。
特に、失敗したり、落ち込んだりしている停滞期には、難しいです。
でもだからこそ。
今の自分はともかく、ちょっと昔の自分を褒めて。
きっと、これからまた。
少しは成長できるよって、自分を励ます。
その繰り返しで、比較的楽しく暮らせているのです。
道産子の津軽在住2児の母。登校拒否長女との日々雑感と、しあわせに生きる”ちょこぽじ”のススメ。