お前も男子校かwノンフィクションより4

11日、前後編に亘った婚活系【ザ・ノンフィクション】を見届けた。
引きつづき、色々と語りたいことはあるのだけれども、この手の特集を見ながら「幸せな」結婚生活を送っている方々は高みの見物かのごとく、苦笑いのひとつも浮かべて、番組を愉しんでいるのでしょう? できれば私もそちら側の人間になりたかったが、まぁなれなかったものは仕方ないw
‥家庭持ちは来世の自分に期待するとして、取り上げられていた五十路の男性は可哀想だったねぇ。お断りの理由が「生理的に受け付けない」だってw。こんな、身も蓋もないことを言われてしまったら、大多数の人は結婚を諦めてしまいそう。ていうか、フツーに傷つくっしょ(アドバイザー?も治しようがない欠点をいちいち顧客に伝えるな)。
しかし、なおも婚活に勤しむ男性に今度は「結納金、結婚後の生活費をすべてお前が持て」という、もうムチャクチャな女に遭遇。これには結婚したがりな男性も、さすがに引いてたね(笑)。オッサンになってからの結婚はこうも難しいというのを見せつけられた気分だが、男子校出、まだ二十代の男のほうも不成立。あれほど外見に磨きをかけても、(仮交際中のお相手から言われたとおりに)家事スキルを高めても、空振りに終わった。しかもその男、最終的に相手から学歴どうののイチャモンまで付けられてしまい‥。いやいや、同じく結婚したいけどできない貴女にそこまで言われる筋合いはないだろう。彼には甚く同情をする。

アドバイザー?からさんざん「コミュニケーション不足」を指摘されていた彼であるが、致し方ないよ。だって男子校出身なんだから(笑)
‥言い訳がましく聴こえるでしょ?でも実際そうなんだ。これは通ってみないと分からない。「モテないヤツはどこに行ってもモテない」、つまり共学に通ったとしても、恋人ができない結果は一緒だ、という知ったかぶりなヤツが稀にいる。
これ、恋人ができるかできないかの結果が重要なのではなくて、その辿ってきた「道のり」が大事であるということ。たとえば同じ性質を持つ【ザ・ノンフィクション】に出てきたような男がふたりいたとする。共学に行ったほうは、周囲に異性がいることでだんだんと接し方に慣れていく、または慣れるよう努力をしていく‥。片や男子校に行ったほうは、そうしたプロセスをさして得られないまま世に放たれていくのだから、双方、恋人ができなかった(童貞)としても、その差は非常に大きく。もともと内向的な人間は男子校に通うことでもっと内向的(あるいはムッツリ型)になる‥。あくまで異性に対してだが。
したがって、彼があーなってしまったのも必然の成育過程なのである。指摘されて今さら治るものではないのだ。《まだまだ続く》

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