見出し画像

ピンチ!コロナ禍にヨガスタジオをまさかの拡大?⑥〜小休止〜

〜ピンチの乗り切り方〜

世の中には自分の努力で何とかなることと、自分の努力だけではどうにもならないことが多々ある。運も天も人も、全てが味方してくれず、闇のようなこともある。私もこう見えても絶望しかなく、自死することはないにしてももうどうなってもいいかなと…思っていたこともある。先日スマップの中居くんもテレビで、「世の中には逼迫しています!と声をあげられない人が沢山いることを忘れてはならない」と言っていたが、本当にその通りだと思う。

しかし、満ち足りず、絶望の淵にいるような状況であっても、誰でも絶対に恵まれているところが本当はあるはずで、そこに目を向けて何とか乗り切れれば、必ずいつか、風向きや潮の目が変わる時がくると私は思っている。私自身もそうだったし、私の周りを見ていても、〝ああ、そうやって闇って抜けて収まるところに収まっていくのね…‘’と思うことが多い。自然の摂理ってすごいなと…。

そんな私のピンチの乗り切り方は

・ヨガやエクササイズで身体を動かす ・人に話す ・問題解決のヒントになることを勉強する ・神頼み

そしてあとは、、、

・寝る!!!

〜与えてもらったロングバケーション〜

思い起こせば震災の後1週間も、そして今回の自粛期間に入った2週間も、私は全てのことから遠ざかるように、最低限の生活以外とにかく眠り続けた。震災の時も今回も、きっと私の中の防衛本能?みたいなものが働き、余計なことを考えないようにしてもらっていたように思う。この体質には本当に感謝している。

私にとって自粛期間はとても大切だった。4半世紀もの間、私は2週間以上身体を動かさなかったことがなかった。オフも取ったことがなかった。小中学校から短大もバレーボール、テニス、スイミングやダンスもやっていたから、それを入れると40年間くらいかもしれない。普通は転職期間だったり、妊娠期間だったりで人は何らか身体を休めるのだろうけど、それがなかったので、2週間泥のように眠ったことと、その後もトータルで2ヶ月もの間、身体を休めることが出来たのは、私にとっての最高のロングバケーションだった。あのまま自粛期間がなく新スタジオの準備に突入していたら、のちのちに影響していたと思う。

〜常に心で感じる〜

しかし、そのロンバケを与えてもらったとはいえ、本質的な問題が解決したわけではなかった。

いつまでこの自粛期間は続くのか?そしていつになればオープンできるのか?そして生徒さんは戻ってきてもらえるのか?“頭で考えた”ら、不安でしかなかった。しかし、目を閉じてここ数年の流れを“心や眉間で感じた”ら、自然と楽になるのだった。私は倒産するためにこれまでヨガをやってきたわけではない!こんな混沌とした時代でも、心身のフィットネスの大切さをまだまだ伝えていく必要がある。きっと生徒さんも待ってくれている。そのためには今の私にはスタジオが必要なのだ。と、自分に言い聞かせていた。

そして、後はひたすら神頼み(笑)。神頼みと言っても私の場合は偶像崇拝ではなく、自分の中の神様にお願いすること。その手段としてメディテーションをするのだった。

この時代、何らか自分を保つ方法を持っておくのは大切だと痛感している。

そして頭ではなく、心の眼で世の中や自分を見ることは、とくにこの情報が錯綜する時代に生き延びる上で最も大切なことかと。

やることやって、心身の要らないものをデトックスして、力を抜いて空っぽにしたら、やがて流れだす…流れた先は理想ではなかったかもしれないけど、意外にも素晴らしいことに気づいたり。

人生は思ったより、壮大だと思うのであります。

〜つづく〜