祈り。

喧騒と静寂の交差点
微かに鳴り続けるその音は
誰かを探してる


届くように
届くように


祈りを織って
奏でる音

受け取るのは誰だろう

喧騒と静寂をかき分けて
確かにあるはずの
その音を探して


氣づきたい
受け取りたいと


祈りながら
聴き分ける音















奏でてくれるのはなぜだろう

















大きな愛の祈りがあって
それは声にならない祈りであって
いつしか氣づかれることのない
小さな儚き音となった














僕らはいつからか
通り過ぎることに慣れてしまって
だから僕らはあまりに長い間
すべてを聴こうとしなかった



















あの月がまた
再び満ちるまでに
どれだけの祈りを
どれだけのサインを
受け取っていられるだろう


与えられた邂逅を喜び
すでにあった愛に氣づき
どこまで進んでいけるだろう


あなたの祈りを受け取って
抱きながら歩き続けた
この腕の中には


氣づけば奇跡のような日々だけが
残されていくと知った


輝きながら満ちていくものがあれば
欠けながら消えるものがあるように
壊れて再生し
壊して創造し


淘汰が起こりまた
何かが生まれる




















混沌とした世界の只中で
明日のことなんて
誰にもわからないけれど
儚き小さな音の導きで
今こそ巡り逢う誰かは
これから共に生きていく
大切な
大きな
愛の人々










微かな祈りのその音に
耳を澄ませて
導かれたことに感謝し
僕らもまた祈りで
応えていく


















また再会できた喜びと
共に世界を創る覚悟を

繋いだ手に添えて














hana

今日もありがとうございます♡