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ハムスターを飼ってみた#7

さつきは結構人懐っこい。ハムスターの多くはあまり噛むことがないと思う。私の子供の頃に買っていたハムスターもあまり噛まなかった思い出がある。
さつきがうちに来た当初は手を持っていくと指の先を「がぶっ」と噛むことがあり、私は血が出ることもあったが今はほとんど噛まれることはない。1ヶ月経つと慣れてきたのか名前を呼びながら手を出すと手の上に乗ってくる時も増えた。

また、息子はさつきを手の上に乗せるのが好きなようで、いつもさつきを乗せて見せにくる。小さいさつきが両手の中でちょこちょこ動き回っているのは可愛い。

息子の手に乗るさつき

ハムスターの好きな場所

縄張り

家庭で飼うハムスターは1匹で飼うことが多いので、他のハムスターと喧嘩することがない。また、犬のように外へ散歩で連れ出すことがないので、ほぼケージの中か遊び場くらいしか活動範囲がないので独り占めだ。
マーキング(犬や猫が自分の匂いをつけて縄張りを示す)のような行動をしている動作を見たことがないので、ハムスターは縄張り意識がないのかもしれない。ただ、お気に入りの場所はあるように見える。段ボールワンダーランドでは端っこ(どこでもドアではないところを見つけた)がさつきのお気に入りだ。縄張りがないのか好きなところに走っていき、気ままに動いている。

ホームセンターでさつきを買った時は1つの飼育ケースに2匹入っていたし、他の種類のハムスターはケージで複数匹入っていて、まるで寒いかのように体を寄り添いあって寝ていたのでハムスターには縄張りという考えがないのだろう。

ケージの中

ここはさつきの大好きな場所であり、人も中々入りにくい。特に小屋とトイレは大のお気に入りだ。小屋は床材や麻紐を運び込んでベッドのようにしている。時々口で床材をくわえて小屋に持ち込み、中から「ポイ」っといらない床材を放り出す場面を見ると可愛いと思う。ただ、掃除をするとうんちがいっぱい出てくるので、ちゃんと掃除しないと病気になるんじゃないかと心配になる。ひまわりの種の殻もここに入れてある。

トイレは覚えたようでおしっこは基本的にトイレでするようになったので匂いがあまりしない。最初はあちこちでしていたので家の中が「ハムスターの匂い」になって驚いた。トイレの砂はおしっこをしても固まらないやつにしたので、暑い時は砂の上に伸びながら寝ている。小屋にいないときはほぼトイレで寝ているので、ここが好きなんだろう。

地中マンション

前回も紹介したAmazonで購入した地中マンション。さつきはとても気に入って入ると出てこない。たくさん部屋があるにも関わらず1階の1室でいつも寝ている。他の人のレビューを見ると上下色々な部屋に動いて壁を噛んだりしているようだが、さつきは基本的に1階の部屋しか使わず、他は空き部屋だ。

これがあると小屋やトイレよりも気に入っているように見える。買ってよかったと思うが、出てこないので全く運動しないのが難点・・・。

マンションから退去してもらうためにはひまわりの種や野菜を近くまで持っていき、匂いで興味を持たせて外に出す。それくらいしないと一生出てこないんじゃないかと。入るときは専用のトンネルから入るが、出るときはトンネルを外さないと餌を見せられないので大変・・・

地中マンションの玄関で出るか悩むさつき

手の上

手の上は好きなのか分からないが、ほぼ自分から飛び降りることはない。両手で抱いてあげると中でくるくる動きながら鼻をフガフガしている。息子の手はまだ小さいが落ちることはない。ただ、息子がさつきを手に乗せて立ったり歩いたりするので、もし突然さつきが飛び降りると、と思うと心配になるので息子には座って手の上に乗せてね、と伝えている。私も手の上に乗せると可愛いのでより近くで見てしまう。

名前を呼んで乗ってくる練習

この前、ケージの中のレイアウトを変えてみるとさつきはどことなく落ち着きがないようにちょこちょこ動き回っていた。様子を見ているとなんだか申し訳ない気がしてすぐに前と同じレイアウトに戻したが、場所は覚えているようであまり環境を変えない方が良いと思った。好きな場所をたくさん作ってあげると、楽しく元気に動いてくれるのでこれからもさつきの好きな場所を作ってあげよう。

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