絵が上手くなりたい

「絵が上手くなりたい」
きっと絵を描く人なら、誰しも一度は思ったことがあるでしょう。私も絵が上手くなりたいと思いながら、ずっと絵を描いて来ました。

しかし、「なぜ上手くなりたいのか？」を考えてみた時、パッと思いつくような理由は私には当てはまらなかったのです。

多くの人は、イラストレーターや漫画家として生計を立てたいだとか、バズりたいとか、有名になりたいとか、そんなふうな理由があると思うんです。
それも全然悪くないと思うし、なんなら自分もそこを目指すのもありなのでは？と思うこともあります。
が、
私は別にイラストレーターになりたいわけでもないし、今の絵にも不満はないし、同人誌も当分作らないだろうなと思っています。

じゃあなんで上手くなりたいの？というと、「もっと上手になって楽しく描きたい」からです。
ぶっちゃけると、楽しくかければなんでもいい。

昔からやってきたエレクトーンも、コンサートに出たり、発表会に出たり、コンクールに出たり、昇級試験を受けたりもしましたが、結局のところ、好きな曲をある程度のレベルで弾けるようになるのが1番楽しかったです。
ある年、自分でも上手く弾けた！と思った発表会の舞台袖で「君の演奏良かったよ！」なんて言われて非常に嬉しかった思い出もあります。

上手になる＝もっと楽しくなる（そして時々褒めてもらえる）が、何事に対してもある私の中の方程式です。

作品を発表するプラットフォームを変えようとは何度も思ったことがありますが、絵、小説、音楽はやめるという選択肢がありません。
私はひとりでコツコツ経験値と熟練度を上げる作業が好きなんだろうなと思うのと、上記のものはやればやるだけ上達するので。

上手くなって、もっともっと楽しく絵が描けるようになりたいなー、と思いながら絵を描いています。

あまり二次創作を出し続けるのも良くないと思い、この記事を描くために慌てて描き下ろしたオリジナルの子です。
名前は涼太。22〜25歳くらいでしょうか。女の子(彼女？)との待ち合わせ場所でふたりぶんのホットドリンクを買って待っていてくれるような子です。甘いものが好きなので、自分の分はキャラメルマキアートやココア、彼女の分は期間限定のとかだと可愛いなと思います。