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高嶺の花子さんが好きすぎる話
「たかが知人Bに向けられた笑顔がアレならもう、恐ろしい人だ」
という、片思いの記憶を一瞬にして脳内に呼び覚ます歌がありますよね。しかも物凄くリアルに。そう、back numberの「高嶺の花子さん」です。
今更ながら、この歌良すぎないでしょうか?
良すぎます。3か月間くらい毎日聞いている。
この歌、強烈に恋している男性の気持ちが鮮明に描かれていますよね。
個人的にラブソングを聴くときって、あんまり男女の違いを意識することがないのですが、これはちょっと違います。
「高嶺の花子さん」に関しては、手に負えないほどの拗らせ具合と前のめりで正直すぎる妄想に心の底から共感し、応援したくなるんです。
(長いからたまに飛ばしちゃう)前奏から最後のアウトロまで、ぜんぶ良いのですが、特に良いのがBメロからサビまでの流れ。
私はこの一連の流れにエクスタシーを覚えるんですよね。(ヒント:テニプリ 白石)
「君を惚れさせる黒魔術は知らないし、海に誘う勇気も車もない。でも、見たい。隣で目覚めて「おはよう」と笑う君を」
いきなり「黒魔術」とか出てきて一瞬おびえるんですが、次の歌詞で私は母性がカンストします。
「あああそうだよね~『海行かない?』って誘うの勇気いるよね。水着なわけだし...っておいちょっと待て。一夜を共にし、翌朝のことまで妄想してんのか!?湘南ドライブデートはどうした!?色々ぶっ飛ばしすぎてもはや可愛いな!!」
そして「会いたいんだ。今すぐその角から飛び出してきてくれないか?」というサビに突入します。
ここは男女関係なく、恋愛における普遍的な気持ちをありのままにぶちまけていますよね。「好きだ!会いたい!」って。
というわけで、「K点越えした母性」&「誰かを猛烈に恋しいと思う気持ち」がフューチャーして爽快感ある音楽とともに爆発するのです。ここまでの流れがほんっとうに素晴らしい。
あとは、とにかく妄想がリアル。気持ち悪いくらいにリアル。
「焼けた肌が良く似合う洋楽好きな人」とか「好きなアイスの味はきっと...」とか。
「妄想しすぎだよ、あんた。もうやめなさい。そして、好きならはやく言いなさい。そんなに好きなら今すぐ、告白を、しろ。」
と、やっすい居酒屋でうっすいレモンサワーを飲みながら偉そうに言いたい。
と、こんなふうに妄想が妄想を呼ぶシステムが導入されているんです。どこまで優秀なんでしょうか、この歌は。
それからこれは超個人的なことなのですが、、「セイヤッ!ソイヤッ!」っていう謎の掛け声を発する踊りにいそしんでいた時期があって、その掛け声が前奏とか間奏にドハマりするのもまた良いんです。(ヒント:よさこい)
そしてですね、これをひたすらに聴いていたある日、こんなニュースが舞い込んできたんです。
「山里亮太 蒼井優 結婚」
そうか、私が鳥貴族で偉そうに恋愛アドバイスをしていた相手は山ちゃんだったのか!と、妄想がさらに加速して、アンサーソングまで作り出す勢い。
まぁ、「私なんかが脳内で助言するのすらおこがましいくらいに良い人だな」と、会見をみたときに思いましたが、、
とにもかくにもね、良い歌すぎる。
いつか「絶賛片思い中の男女にカラオケで高嶺の花子さんをガチで歌ってもらう」という趣味の悪い夢をかなえたいので、どなたかご協力をお願いいたします。ちょっとしたご飯代出します。