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出産後すぐのメモ

何だか数日雨の日が続くみたいですね。悲しい。
母となってから、今まで以上に晴れの日を待ち望むようになりました。
今リビングで、優しい柔軟剤の香りに包まれながら note 書いてます。
昨日の夜スマホを見ていたら、
娘の出産後にスマホにメモった文章を発見!
娘を産んだのは夕方で結構長丁場のお産だった事もあり、その日の夜は母子同室ではなく、次の日の朝からでした。
明日に備えて眠っておかなくては!と思う一方、
産後ハイ?的なものなのか、目が冴えてしまって、
その時に(忘れないうちに!)とメモに残していたのです。
例えば・・・

メモ①・点滴の数値を上げていくことが目に見えて効いてきてる実感!そして左足の急な激痛!!

”点滴の数値”っていうのは、私のお産は 破水→入院だったのですが、
なかなか陣痛が強まって来ず、促進剤を使いました。
点滴の容量でポタポタ落ちていくのと、
30分毎くらいに助産師さんがやってきて、
「数値あげるね〜」ピピピっとボタンを押し、
投与されている促進剤の数値が上がっていくのと、
影響されやすい私は、この2つを目で見た事によって、
(え、何か、効いてきた気がする・・・)とその気になり、
実際、陣痛も進んだのです。
最初のうちは、助産師さんに「クールに耐えてるね!」と褒めてもらうくらい
頑張っていたのですが、途中でまさかの事態が。
急に左足の付け根に激痛が!!!
(え、待って、めっちゃ痛い、、、陣痛でお腹も痛いのに、左足まで無理、、、
ってか、陣痛の時に足が痛くなるなんて聞いたことないけど、大丈夫か・・・)
それからは、今まで張るに張っていた糸が私の中でプツンと切れ、
「足が痛いーーー!!」と泣き。
助産師さんに「行かないでーーー!!」と泣き。
後から冷静になって思いだし、恥ずかしくなりました。

メモ②・次で生むよー! でも うん、あと数回はかかりそうー。

上で書いた通り、促進剤で陣痛が進んだのですが、なかなか子宮口は開いていかず、でも苦しそうな私に、8〜9?cmくらいから、
「いきんでもいいよ!苦しいよね。」と言ってくれる担当助産師さん。
結果、
かれこれ3時間近くもいきむことに・・・。
段々と意識も朦朧とする私に、元気付けようと、
担当助産師さんが「次!次で生むよ!あとちょっとだよ!」と声をかけてくれて、
私も頷いた矢先、
分娩室内で連絡係?をしてくれていた他の助産師さんが電話を取り、
「うん、うん、あと数回はかかりそうかなーーー。」
(ええええええーーーー!!!次なんじゃないの?あと1回でいいんじゃないの?)と泣き顔になる私。
苦笑いの担当助産師さんと、1時間だけ立ち会いを許されたエプロンに三角巾にマスク姿の夫くん。
あれだけ必死で、余裕なくて、意識朦朧としてるのに、
なぜか意外と、周りの状況を冷静に見たり聞いたりできるのだなぁ。
と後になって感心しました。

と、こんな感じで、後々思い出せるようにいくつかメモしたのですが、
退院前に顔を見せに来てくれた担当助産師さんにその事を話したら、
「出産の時のことって、育児が始まると本当にどんどん忘れていくから、
そうやってメモ残すの大事よ!」と言って頂きました。
確かに、今もうすぐ1年近く経とうとしていますが、
メモを見るまで忘れていた事もあり、書いておいてよかった、と実感しています。
これから出産を迎える方は、ぜひ!
いや、でも、あの時は本当に必死でしょうがない姿なのですが、
今時間が経って客観的に思い返すと、ちょっと笑ってしまいます。

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