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八支則 第3ステップ Asana

Asana アーサナ (坐法)

八支則、第3ステップになりようやく皆様が知っているヨガが出てきます。マットの上で様々なポーズを取るアーサナです。



様々なレッスンでは腰痛改善や肩こり解消などなど身体の不調を整えたりポーズをプラクティスしたりすることを目指しているようですが、実はこのアーサナの目的としては瞑想を行うために長時間座っていられる体力をつけたり身体を整えることが本来の目的なのです。


アーサナ=ヨガのポーズをとることなのですがここで重要なのが呼吸をし、内観力を高めることで生命エネルギーを全身に巡らせること。
ポーズの形ばかりを意識してしまい呼吸が止まっていては意味がありません。
ヨガは誰かと競うものではないので無理にポーズを取らず自分の今の身体に合わせてプラクティスしていくことが大事です。
プラクティスを通して筋力をつけたり柔軟性をあげることで瞑想を深めるために安定し快適に座ることができるようになります。
ヨガのアーサナは身体を鍛え整えることで心も整い精神段階である次のステップへの準備となります。


アーサナは前屈、後屈、捻る、伸ばす、逆転、バランスと様々な動きをすることで自分の今のからだの状態や心の状態に気づくきっかけを与えてくれます。身体の動きを止めて、プラーナ(気)に意識を向けることで身体の中にプラーナを循環させます。内臓や細胞の隅々までプラーナが行き渡ることで身体の内側からスッキリと元気になっていきます。
自分の身体と向き合う時間を少しでもつくることで心・身体・頭のバランスを整えてくれます。


現代では様々なスタイルのヨガがあり、美容、ダイエット、不調改善、精神面の調整、子供向けやシニア向けの健康の維持の為だったりマタニティ、アスリート向けの心身調整、マインドフルネスと目的も様々でヨガ=健康というイメージが世の中に広がってたくさんのヨガがあります。いろんなヨガを体感し自分に合ったスタイルを見つけることでヨガを楽しく続けて行けると思いますよ。


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