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急に荷物が届くとけっこううれしい

「毎日の記録」などと謳っている割に1ヶ月近く更新していない。私はもとよりそういうたちの人間である。アイコン用にハムの絵でも描こうと思っていたのだが下絵だけ描いてそのまま2週間が経っている。なんと情けないことよ。

描いてない間もなんか色々あった。たとえば、ある日の在宅勤務中、冷蔵庫に水を取りに行く途中で突如としてつらい気持ちが攻め込んできてしまったので、キッチンでしゃがみこんでオエオエと泣いた。椅子から立ち上がって3秒ほどの間でこうもつらくなれるものかと、我ながら自分のことをすごい奴だとすこしだけ思う。 真っ暗なキッチンにしゃがみこみ、しばらく目を閉じて泣き続けたが、ふと目を開けてみるとフローリングにぼたぼたと溢れる自分の涙が思ったより大きい。涙でかくね?とびっくりして泣き止んだ。そんな日もあった。

そんで昨日もいや〜な気持ちを足元に転がしながら騙し騙し仕事を終え、むしゃくしゃしていたので近所のよくわからないラーメン屋でサンマーメンを食べた。神奈川に引っ越してきて初めて食べたがなかなかおいしい。ゴキゲンで食べ始めたが案の定熱い餡のおかげでものの見事にやけどしてしまった。でもおいしいのであんまり気にならなかった。麺をずばずばすすりながら、毎日こういう小さなゴキゲンを積み重ねていかなきゃなあとぼんやり考えた。急につらくなってキッチンにしゃがみこんで泣いたりサンマーメン1杯でゴキゲンになったりまあまあ忙しいな。まあつらくなるよりゴキゲンでいたほうがいい。

とか考えていたら母からこんなものが届いた。

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近所の直売所にて100円で売られていたという多肉植物3鉢。ほんとうにいきなり送られてきた。購入当時は育苗ポット(さっき調べてみたら黒くてぺらぺらしたあのポットはこんな名前だった)に入っていたらしく、わざわざ3つとも植え替えて送ってくれたらしい。結果、一番左の子は植え替えるときにバラバラになったので落ちた葉?を土に差したら根が生えてくるかな〜との思いでぶっ差してみたとのこと。ほんとか?と思ったので調べると、どうもこの落ちた1枚ずつを土の上に並べておくとまた芽が出るらしい。試しに救出してみようと思う。

おそらくあまり回復の兆しが見えないわたしの状態を心配してくれて、ちっちゃくてかわいい同居人を3人も送ってくれたのだと思う。なにも話してはくれないけど、ちっちゃくて愛おしい存在はいてくれるだけでいいものだなあとしみじみ思った。こんなかわいい同居人たちを置いて死ねなくなってしまった。近々ホームセンターでこの子たちが快適に過ごせる空間づくりに着手するぞ。ゆくゆくは空間の匠になりたい。

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