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効果抜群!覚えた表現を100%会話で使えるようにする方法

「知っているのに出てこない!」を「知っていて、使える。」に変えるためのヒントです。

日本での日常生活を送りながら英会話力をアップしたいあなたにとって、
オンライン英会話はコスパ最強の英語学習のツールであり、
一瞬であなたの部屋を世界へつなぐ扉です!

しかし、オンライン英会話は正しく使わなければ、
会話力は伸びてきません。

今日の記事は次のような方に読んで頂けると嬉しいです。

  • ボキャブラリーはあるのに、いざ話すとなると口から出てこない!

  • 会話力アップのために何を目標にセットすればよいか分からない!

  • 会話力が成長している実感が持てない!


結論

あなた自身に意味のある会話の中で、とにかくまず1回、発話しましょう。

では、具体的にみていきましょう!


1. 使えるようになりたいボキャブラリーを決める

受験勉強で必死になって3,000語とか5,000語の単語帳を暗記しましたよね!
でも、あなたが今、実践英会話で使えるようになりたい単語や表現は、それら全部ですか?

「今の」あなたが実際に直面する、発話で困るシチュエーションはどんなでしょうか?

✔オンライン英会話で講師に自己紹介する
✔ 仕事で外国人が半数以上参加する英語が公用語の会議で発言する
✔ 学会発表のため壇上でプレゼンテーションした後、質問を受けつける
✔ 留学先でパーティに参加して雑談する

「今の」あなたの状況・環境で、言えたら嬉しい単語や、よく遭遇するのにいつも言えない表現って、だいたい決まってきませんか?
それに向き合わず、やみくもにボキャブラリーだけを増やし続けると何が起きるでしょう。

頭の中に知識のごみの山が増えるだけです。永遠に「会話」に使えるボキャブラリーは増えません。

本当に発話できるようになりたい単語・表現を決めることが大切です。

あなたは英語で誰と話すのか、よく話す分野やトピックは何か、いつもひっかかって出てこない表現はどれか、話す相手とどんな関係になりたくて話せるようになりたいのか。

世間で重要とされている単語や表現なんかではなく、あなたにとって重要な単語・表現は何かを知ることです。

本当のあなたにとって大事なボキャブラリーを決めて、あなたオリジナルのリストを作って下さい。

それが、「○○単」のように数千語にならなくても全然オッケーです。
最初は30語、50語、100語程度からスタートしましょう。

あなたにとって、これがスッと口から出てくるようになったら嬉しいな、と心から思える単語・表現を厳選し、リストにしてください。

単語帳、テキスト、Youtube動画、Netflix、ソースはなんだってOKです。
そこから、あなたにとって「これ使う!」と思う単語・表現をピックアップしましょう。

こうしてできたリストが、会話力を確実にアップさせたいあなたが今大事にすべき「マイ・リスト」です。

あなたの人生にとって意味のある単語・表現の母集団なので、誰のものでもない「マイ・リスト」です。
あなたの「マイ・リスト」が全ての起点になります。

2. とにかく1回、先生を相手に発話する

「マイ・リスト」の中から、次のオンライン英会話レッスンで発話してみよう、と思える単語・表現を決めましょう。

ぼくが今登録しているNativeCampは1回25分です。
これくらいのレッスン時間なら、経験的に1~3個を選ぶのがお薦めです。4個以上になると、レッスンに臨む心が、結構忙しくなります。

そして、レッスンに入ったら、使うと決めた単語や表現を、何がなんでも発話します

これは覚悟です。今日使うと決めたら、絶対に使って下さい。

それには、3つの作戦があります。
①先生に「今日このワードを使いたい」と明示する
②あらかじめ会話シナリオを作り誘導する
③自然な話の流れの中で使えそうな場面がきたら使う

作戦①は、ぼく自身がいつも使っているものです。
慣れない方には、一番お薦めする方法です。

先生が初対面だろうと、何度も話している人だろうと、同じようにこう言います。

✔今日使いたい表現が3つあります
✔1つ目の表現について、それを含む例文をぼくが作ります
✔その後、先生も1つ例文を作って下さい
✔最初の表現は”consistently”(一貫して)です
✔ではぼくから。
”I consistently take English lessons on Native Camp every night since last November”(ぼくは昨年の11月からずっと続けてネイティブキャンプで英語レッスンを受けています。)
✔じゃあ、次は先生お願いします、、、

こうして、一回目の実践投入が完了します。

ここで重要なのは、自分の口を動かした実績ができたことです。
これがあなたにとって、大きなおおきな一歩なのです!

あなたの頭の中には、実践に一度も投入したことがない単語・表現が山のように積まれています。

この中から、あなた自身の口の筋肉を使って、何個発話したか、何回口に出したか。

シンプルですが、これが会話力をアップさせるということです。

英会話力が高い人は、状況にあった正しい単語・表現を使える人です。
なぜ使えるかというと、少なくとも過去に1回は自分の口で発話しているからです。

全ての道は1回の発話からはじまります!
なんとしてでも1回、自分の口でその単語・表現を発話しましょう。
1回発話した単語・表現は、あなたの中で、これまでと違う輝きを放ち始めるはずです。

もう一つ、何より大事なことは、生身の人間を相手に発話した、という事実です。

オンライン英会話の講師を相手に発話したことが重要なのです。
あなたが発話した例文に対して、講師は何かリアクションをするはずです。

That’s a good sentence! (いい文だね!)
Yeah, I agree with you! (同感だわ!)
I like it! (いいね!)

他人を相手に発話し、リアクションをもらった瞬間、一連のやりとりが体験となり、エピソードとして記憶に残ります。
これが大事なのです。

他人を巻き込まない独り言や独学は、それ自体エピソードとしては記憶に残りません。

1回だけ、生身の先生に対して発話した単語・表現のリストを、「シルバー・リスト」と呼びましょう。
「シルバー・リスト」の単語・表現を、一つずつ着実に増やして育てていきましょう。

3. 2回使ったことのある単語・表現を増やす

1回だけ発話した単語・表現のリストの中から、2回目に使う表現を選びます。

あなたは、1回目より2回目の方が、各段に思い出しやすく、使いやすくなっていることに気づくでしょう。

あなたの脳は、この表現を「自分の人生にとって重要度の高い表現だ。」とさらに強く認識します。

2回以上発話した単語・表現のリストを、「ゴールド・リスト」と呼びましょう。

この「ゴールド・リスト」が、あなたの英会話力を育てるかけがえのない武器になります。

まとめ

時間をかけてボキャブラリーを大きくすれば、そのうち会話力がアップする、と思うのはそろそろやめましょう。

一刻もやはく英会話力をアップさせたいと思うのであれば、自分にとって意味のある文脈、会話の中で、身につけたい単語・表現を、とにかく1回、そして2回口に出して発話しましょう。

人を相手に1回口に出した言葉は、口にするハードルが格段に下がります。
これほど簡単なアクションを、多くの英語学習者は恐れ、おっくうに感じ、結局実行しません。

英会話は結局人相手のコミュニケーションです。恥も外聞も捨てて、とにかく発話していく。そうすることで、発話体験が自分の人生のエピソードになり、あなたの記憶に強烈に定着していきます。

あなたのマイ・リスト、シルバー・リスト、ゴールド・リストを、着実に大きく育てていきましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました!

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