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5分英会話の驚く効果!オンライン英語を習慣化するある方法

「5分からOK」とアピールするオンライン英語スクール。

本当に5分の学習で、効果があるのでしょうか?

5分で英会話が成立するのか、先生を変えたら自己紹介だけで5分終了、何回やっても自己紹介しか上達しないし、そもそも先生はどういうスタンスで5分のレッスンに臨むのか??

ぼくが利用しているNativeCampも、5分、10分、15分、20分、26分から時間を選べます。

その公式HPを読むと、こんな事例が紹介されています。

  • 朝早起きして子供が起きる前のお母さん

  • 仕事の後25分も確保できないサラリーマン

  • 26分も集中できない子供

このnoteでは、5分英会話への数々の疑問を解消すべく、「5分コース」を受講して気づいた「5分英語の驚く効果」を2つ、お伝えしたいと思います。

①話せるようになりたいフレーズを発話する


会話の中で使えるようになりたいフレーズが決まっている場合、それを5分英会話の中で実際に発話します。

もし、あなたが、本や動画で目や耳にしたフレーズや単語をリストにして持っているなら、そのリストのうちから1つだけ選んでください。

はじめに、自己紹介を双方30秒、合計1分でさっさとすませて下さい。

自己紹介が終わるや否や、準備したフレーズ、単語をつかえるようになりたい、と先生にお願いして下さい。

例えば「consistently (一貫して)」を会話の中で使えるようになりたい、と思ったとします。

自分と先生で、consistently を含む例文を一つずつ作り、順番に発表します。


自分「He consistently studies for hours every day to improve his grades.」
先生「She consistently wakes up early every morning to go for a run.」


はい、これだけです。

「それだけ?」

と思われましたか?
でも、騙されたと思って、深く考えずにここまでやってみると、その効果に驚くのではないでしょうか。

5分のコースは、ご想像のとおり極端に短く、あっという間に終わります。
レッスンが始まった瞬間から、画面上に「5:00」のカウントダウン表示が現れ、緊張感が高まります。スクリーンの向こうの講師にも、明らかに普段とは違うピリッとした緊張感があり、時間に対する意識が顔に出ます。

そして、この緊張感こそが5分英会話のミソです。

人の脳は、ある程度緊張感がある場面を、重要な体験として強く記憶に残します。適度にピリリとした緊張感をともなった空気の中、凝縮された時間の中で、自分の口で発話した「consistently」。

そして、先生から,
「Oh, you made a good sentence!」
という嬉しいフィードバックが返ってきます。

これが、あなたにとって記憶に残る一つの体験となるのです。これが重要です。

どういうことか、少し説明したいと思います。

スピーキングの上達は、何回口の筋肉を使ったか、で決まります。
スピーキングを向上させたいなら、頭の中に膨大にストックしているボキャブラリーに、命を吹き込まなければなりません。
それは、口の筋肉を使って、知識を音に変換する、ということにほかなりません。

もう一つ、より短時間でスピーキングをものにしようと思ったら、感情・感動が加わることが重要です。

ぼくは21歳の時、1カ月オーストラリアでホームステイしました。初めての外国で緊張していました。

ホストファミリーと家で過ごしていた時、カーペットの端につまづきました。その瞬間、ホストマザーがぼくにこういいました。

“Oh, you tripped over!” (つまづいたわね!)

そしてぼく、
"I tripped over!"(トリップ・オーバーっていうのね!)

この “trip over”(つまづく) という英語表現、ぼくが聞いたのも発話したのも、人生この1回限りです。にもかかわらず、その一回で頭にインプットされ、それ以来2度と忘れません。

これが、単語帳で暗記した表現だったとしたら、絶対に覚えていないと断言できます。

体験になる、体験を通じて身に着くとは、こういうことなのだと思います。


②「捨て石」として利用する

フルタイム1レッスン(26分)に安心して入る前の「捨て石」として絶大な効果を発揮します。
ちょっと言い方が悪いので、跳び箱を飛ぶ前の「踏み切り板」として、と言い換えましょう。

英会話の最大の特徴は、他人とのコミュニケーションが伴うことです。
英会話だろうと、日本語会話だろうと、会話には人が伴います。
コミュニケーションはときとして最高に面倒臭いんです。

英会話は今日もやりたいのは山々。
発音も良くなってきたし、いい感じで話せてきている。
今日予約している先生は相性の良い好きな先生だし、話題にも困っていない。

でも、そういうことじゃない。
どーーーしても今日人と話す気が起きない。このまま寝たい、逃げたい。。。

こんな日が周期的に来るのが人間の性(さが)。
ほとんどの人が共感して頂けるんじゃないか、と思います(笑)

しかし、この人間らしい症状をよくよく突き詰めてみると、「面倒くさい」という思い込みが膨らんでいますが、無理にでもレッスンを始めてしまうと、意外にできてしまうことが多いんです。

「面倒臭い、今日は無理」と巨大化してしまった心の壁を、プチっと破って「あっ、できるわ。」の境地へ引き戻してくれるのが、5分英会話なのです。

人間誰しも、ステージに上がる直前が、一番緊張します。
英会話学習者誰しも、レッスン開始直前が、一番おっくうになるんです。
ステージ(何のか知りませんが)は「すみません、やっぱり5分だけ」は許されませんが、オンライン英語は直前で5分に切り替えられます。

5分やってみて、どうしても気分が乗らなければ、今日はあきらめて寝てください。

「あっ、できるわ。」と思ったら、5分英語が終わり次第、続けてフルタイムのレッスンにそのまま突入してください。


まとめ


5分英会話の2つの使い道をご紹介しました。
オンライン英語は、留学できなくても、帰国子女じゃなくても、グローバル業務にアサインされなくても、誰もがちょっとしたコストで自分なりの英語体験を積み重ねられる、英語学習者の強い味方です!

5分だけのレッスンのサービスも使い方次第。ぼくたちの学習習慣を向上させることができます。

賢く、楽しくオンライン英語を利用し、それぞれの目標に近づいていきましょう。


最後までお読み頂きありがとうございました!

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