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成長への意識

仕事を続けていると、色々なことが身についてくる。

仕事で必要なスキルや知識、判断力、後輩への指導力、自分と他人のマネジメント力、時間内に仕事を終わらせるための組み立て方、費用対効果の感覚、手の抜き方やさぼり癖、責任転嫁の思考、良いことも悪いことも身につく。

若手のころに「この人はできる人だ」と思っていた人が、実は若手にしか威張れない程度の成長しかできず、そしてもう伸びなくなった人だったということも多い。

色々なことを実地なしで他人や本から学んで身に着けることができる人も居るし、自分で何度かやってみて出来るようになっていく人も居る。

自分は経験したことから、反省点を抽出して、次回以降の手技や判断の効率化・短時間化を行おうとしてきたが、周りの人や後輩をみていると何回でできるようになるかは個人差が多い。4-5回で出来るようになるか、数年かかるか、出来ないままか、明確に表れる。

スキルについては、効率を上げるために短時間で回数をこなすことが大切だ。「初めてやった⇒6-7割出来るところ」まではある程度スムーズに持っていけるが、しかしその後が伸びない人がいる。反対に10割の先、できるのは当然でより難しいシチュエーションを同じ時間でこなすようになる人もいる。

6-7割出来て形になってしまうと、緊張感がなくなってきて、周りもじゃあ次にこっちを覚えようと促してくる。次の事を覚えている間は、ひとつ前の学習項目は伸びないか、むしろ下手になる。もちろん適切な指導と、毎回の反省が必要だが、本人の最終的な理想像が不可欠に思う。

かなり無茶な理想像を置いて、少しずつそこに向かうという感覚が必要に思う。「一般的にかかる時間の半分で、周囲にストレスがかからない」ようにできるようになりたいといつも考えている。






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