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映画「オーガズミックバース」の上映会で出産は恐怖、痛みだけじゃない 価値観、選択肢が広がったときのお話

『オーガズミックバースの上映会』と、命と性についてのおはなし会に参加したときの話

【オーガズミックバースとは?】
出産が気持ちいい?
「出産は、人生の中での一番のナチュラルハイだったわ!」
「セックスの何倍も気持ちよくて、痛みなんて正直なかったんです!!」 
そんな体験談を聞いたことがありますか?
実は、気持ち良かったという出産を経験している女性達が存在します

 一般的には、出産は「痛くて、苦しいもの」というイメージが強くあり、 「気持ち良さ」が注目されることはありませんでした。
このような出産が起こる時には、ホルモンの影響が 大きいと言われています

オキシトシンという ストレス緩和作用のある愛情ホルモンが出ると、 子宮伸縮がスムーズに進みます
そこに、βーエンドルフィンという恍惚感をもたらす ホルモンが出てくるような状況になると、 本当に痛みを感じない、という「オーガズム出産」となります
どのような状況下で、このホルモンが出るのか? その答えの一つとしては「女性がどれだけリラックスできる状況にあるか」 ということにあります

出産時にプライバシーが保たれているかなどの環境的な要因と、 女性自身が自分の心と身体との結びつきを持っているかなどの内的な要因も含みます

  映画『オーガズミックバース』は7組のカップルの 出産の様子を映し出すと共に、産科医や助産師など出産のエキスパート達が現代の医療介入を中心とした出産が、本当に女性に優しいのかという疑問を投げかけます
また、出産とセクシュアリティの関係についても語られ、女性の身体の神秘を、より深く知ることができます。  誕生の神秘、いのちからのギフト、男女の寄り添い、産む女性の美しさ、現代の課題と未来への希望、命と魂が揺さぶられる時間を体感をテーマにした作品です

【出産は怖いもの?】

映画やテレビのイメージや先輩ママの体験談など出産に対して「痛い」「怖い」がフォーカスされているのは私だけではないと思う
出産は妊婦が痛みに堪え忍んで苦しみを我慢した上で産まれる
私ひとりが頑張るもの
ひとりで背負っていくもの

私自身そういう想いが0ではなかった

さらに言うと今回は帝王切開の出産を経てトーラックに挑戦しようとする中で自分が想い描く出産ではない事態が突発的に発生したとして
(例えばやっぱりお腹を切りましょうとなったとき周りの展開の速さについていけるか?自分の気持ちの落としどころは?など)

出来る出来ないは別として自分の気持ちに正直になれるか?わがままになれるか?が心配だったし怖さでもあった(対立はしたくないけど主張はして良いと思っている)

映画をみて何組かのカップルの出産シーンをみる

妊婦さん自身がリラックス出来る環境作り
パートナーとバグしたり寄り添ったり
家族に見守られたり
あたたかい部屋 居心地の良い空間
自宅で過ごしたり
お風呂にゆっくりはいったり
誰に遠慮するわけでもない
誰かに介入されるでもない
自分が心地よくいれるために環境を整えてる姿から

自分のイメージする大変な出産からかけ離れている
映像に命の誕生を家族で支えている安堵感を感じる 
妊婦さんは赤ちゃんとつながって自分が産む力があると信じているのだ

またあるケースでは痛みどころか気持ち良さを感じながら出産しているケースもあった
妊婦さんの表情はゆるみ笑顔さえある
自分と赤ちゃんのペースで呼吸を深め  
妊婦さんが「痛いー」と叫んでいてお医者や助産師さんが「まだ力まないでー!」「ひっひっふー!」などと言っている壮絶出産シーンのイメージをもつ私からは本当に出産シーンか?と思わせる映像だった

そうイメージなのだ
出産は痛い  怖い  ひとりで堪え忍ぶ

そんなイメージが根強いが実際に心地よく出産した例もあるのだ
膣から産むことが必ずしも良い出産である訳では無いが自分自身が悔いのない幸せな出産をしようと思える映画だった

その為に
無理しないこと
人に頼ること(頼ることが悪いではなくやってもらったことに感謝すること)
出産に向けて身体をつくること
お腹の赤ちゃんと対話したりゆっくり過ごすことにも目を向けること
出産に対してポジティブなイメージを持つ
自分の好きな時間も大切にすること
をしようと決める

仕事もしてるし上の子達のお世話もある
家のこともある
「自分の時間なんて無理です」そう決めつけるところから手放そう

私の人生の中で人に頼ることや自分はこう思っていることを伝えることは難題な部分ではあるが
決めることが大きな一歩だと思う

人の目を気にすることは終わりにしよう

最後にこの映画は出産に対して現代の医療を否定する作品ではありません
映画には実際に医療介入を経て出産されたケースも画かれています

出産は命の誕生
ひとりひとり違っていてどの出産も優劣つけれない
産まれてくる命も産むお母さんも神秘的で奇跡的なこと
自分と同じように怖さやネガティブな想いを抱えている妊婦さん お母さんがいたなら
一緒に頑張ろう
という想いで発信しています






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