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②テンホールズ・ストリート編

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小説『僕はハーモニカをポワ〜ンと鳴らす』の〈②テンホールズ・ストリート編〉です。注意)以前、エッセイ『ハメルンのベンド』をお読み頂いていた方には専門学校編からストリートミュージッ… もっと読む
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2023年1月の記事一覧

52話 再び学園祭にて④

僕らの次のバンドがライブの終盤に差し掛かろうとする頃、演奏後に場を離れていたキーボードを…

53話 セッション

どれくらい時間を潰したのか解らなかった。(W子は、もう帰ったろうか)と思いつつ眺める空が…

54話 学生の優先

僕は全く自分の責任に気がつかなかった。いつも注意をされて、初めて学ぶのだ。 ライブに参加…

55話 ハチ公の前で①

数日が経ち、学園祭の余韻が消えると、学校全体が加速したように一気に卒業ムードに向かい始め…

56話 ハチ公の前で②

デートっぽいカップル、サンドイッチを口へと押し込む男性、丸めた新聞を引き伸ばす会社員、奇…

57話 ハチ公の前で③

月明りの中、駅前のブルースセッション演奏はいつまでも続き、人だかりは途絶える事がなかった…