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いっそのこと、板金雑貨作家(バンキン ザッカサッカ)と名乗ろうかと。。でもちょっと問題が。。

『板金雑貨』とは、板金加工で作った雑貨です。
弊社が、勝手に作ったジャンルです。

そしてその板金雑貨の「作家さん」ということで、『板金雑貨作家』。
で、それがどうした?? どうぞご勝手に。

いやでも、そんな簡単な話ではありません。

実は、波紋堂という「会社(法人)」を「作家」と言ってしまおうか、という大胆な問いかけです。

●そもそも、なぜそんなことに?

それは、作家さんと会社に共通点を見つけたからです。

作家さんと言えば、その活動は「お一人様」のイメージです。
まさか「会社員として、組織の歯車の一つとして。。」というイメージはありませんよね。そういう意味で「お一人様」と言えます。

そして、波紋堂はといえば、商品企画から梱包作業まで、ありとあらゆることを自社で行っています。というか、一人でやってます。
お一人様の会社ですので。

だから、波紋堂は「法人」ではありますが、実際のところ、作家さんのような活動をしているのではないかと、そう思い始めました。「やってること同じじゃん」ということで、いっそのこと「板金雑貨作家(バンキンザッカサッカ)、波紋堂です!!」と名乗ってしまおうかと。
ちょっとした思いつきですが、でもなかなか面白そうです。


●そもそも作家さんは、法人っぽいと思います

作家さんは「ただ作品を作っているだけ」で、生活できるのでしょうか?
いや多分、法人っぽい活動もしているのではないかと、勝手に想像しております。

ある日、私はとある個展に行きました。展示されてる作家さんの作品が、どんどん売れていくのを見ました。数万円するような作品がいくつも。

もちろん、作品が良いから、売れるのだと思います。
でも例えば、無名な作家さんがギャラリーに作品を置いて、知り合いだけが見に来る、というような状況では、そうそう作品は売れないのではないでしょうか。たとえそれが、とても素晴らしい作品だとしても。

逆に、知名度のある作家さんがギャラリーで個展を開けば、「今回のこの作品は、ちょいイマイチかな?」と思う作品でも、売れる可能性は高い。

やっぱり、売れてる作家さんは、ご本人が意識しているかどうかは別として、マーケティングやブランディングに成功している、のではないか、と思うのです。

そう考えると「作家さん」と「会社」の境目は、実はあまり無いかも? という感じになってきませんか?


●え? まだ何か問題?

急に音楽の話題ですが、少し共通点があります。
以前、日本の音楽シーンについて、よくあったこんな会話↓
A君「え? ○○って、バンドじゃないの?」
B君「違う!」
A君「え? じゃあ歌手の名前?」
B君「違う!ユニットだよ、ユニット」
A君「え?『ユニット』って何?」
・・みたいな。

社会的に認知されてないことをしようとすると、認知されるまでが大変です。そこが面白いところでもありますが。
でもただでさえ、一人で会社を運営しているとあれやこれや大変なので、もう尻込みしてしまいます。


●まとめ

波紋堂は「オリジナルの製品を作り、自分で販売もする」というコンセプトで活動してきました。
でも最近いつの間にか、D2Cというビジネスモデルが認知されるようになってきました。「あ、それ、ウチがやってるやつ!」という感じでした。どこかの誰かが、ピッタリのいい言葉を作ってくれました。ありがとう!

もしかすると「法人」と「作家」の境界をあやふやにしていく活動は、今後、またピッタリのいい言葉が出てくるかもしれません。
今後チャンスがあれば「板金雑貨作家の波紋堂です」と名乗ってみたいと思います。
そして「個人ですか? 法人ですか?」と聞かれたら「ユニットです」と。。。
いや、それはやめときます。。


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