痛みの中にはいる
対面でyogaレッスンを受けていたころ
アクティブなクラスにも出てみようと
張り切って参加した時のことです。
その先生は、がっつりアジャストする方で
一人一人にみっちり調整がはいります。
これが思わず声が出てしまうほど痛い。
自分でやろうとしても絶対にケガしますが
先生のアジャストは、なぜか身体が動く。
けれど、かなり痛い。涙が出るほど痛い。
自分の番がきて必死に痛みに耐えていると
「痛みの中にはいる!」と先生から活が。
痛みの中にどうやったらはいれるの?
と、その時は聞けなかったけれど
後日、自分なりに分かったことが。
ある手術を受けた時、術前の処置が必要で
これが麻酔なしで行わなければならず
気絶するかと思うくらい痛かったのです。
今までは、痛みと自分を切り離すことで
(痛いと感じていることを客観視する)
痛みを和らげられる、と思っていました。
もちろん、それも一つの方法です。
ただ、そうできないくらい余裕がない時は
思い切って痛みの中に突っこむべし、
ということなのかと。
処置中、痛みに耐えている時は
横になっていたせいもあるかもですが
痛みという布団の中にはいるイメージで
はいってしまえば案外痛くない、と
言い聞かせ、乗り切りました。
痛みにフォーカスしないために
あえて痛みの中にはいっていく。
そんな状況できれば遭遇したくないけど
複数の方法を知っておくことは
心づよいことかもしれません。
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