俺が優しい人という話

自分で言うのもアレだがありがたい事に周りの人達から
「優しい」「良い人」と言ってもらえることが割と多いのです。
元々の性格もあるのだろうけど、意図的にそういう自分を演じている部分も少なからずあります。


まだ若い頃はかなり自分本位で悪い意味でマイペースだったせいか、他人の言動に酷くストレスを感じたり怒りを覚えたりする事がほとんどでした。

でも歳を重ねるごとに
「このままじゃだめだあーー、、、、」
と思う事が増えてきたんですよね。


だから意識的にポジティブな言葉を選ぶようにしたり、明るい表情を作るように気をつけたり、人の考えをちゃんと聞くようにしたりと、試行錯誤を始めました。



当たり前だが人ってそんなすぐに変わるわけなくて、ポジティブにしようとしている自分が気持ち悪く感じたり、笑顔が引き攣ったりなどより一層ストレスになりました笑

正直心が折れかけた時もあるし、良くしようと意識した言動が他人に不快感を与えるなど裏目に出たりとまぁ俺のメンタルは悲惨な事になりました。
なんなら鬱病一歩手前まで行きました。


ただちょっとずつ前進してる気はしていた。


音楽を通じて色んな友達や知人が出来て、俺に優しくしてくれる人達を見てると「この人達を失いたくない」気持ちと「もうあの頃の酷くて最低な自分に戻りたくない」と強く思うようになりました。
変わった事で失うモノもあるんじゃないかとか色々考えたし、変わる事が怖く思ったり不安に感じることもかなり多かった。

でも結局は変わりたい気持ちの方が上回っているのは事実でした。


自分でイベントを主催していると、良くも悪くも色んな人と出会うし、他人からの気持ちのありがたみを強く感じる。
めちゃくちゃ自分自身の成長に繋がる気がした。
人の悪い部分を見ても嫌な気持ちになるだけじゃなく反面教師的な目線で見れるようになったり、自分のため+協力してくれた人たちの気持ちのためにも頑張ろうとも思えるようになってきた。


もちろん演じるのではなく自然に。


てな感じで今があるわけですが、完全に前向きになったわけではなく、
今でも時折ズドーーーーンと心が落ちたり、吐き気がするほど嫌な気分になったり、暴力的な感情にもなる。

「絶対に"あの頃"の自分に戻りたくない」
その言葉を自分に叩きつけながら生きてます。
だから自然に出来るようになった割合が多くを占めていますが、少なからず"演じている"部分が今でもあるというお話。


俺に優しくしてくれる人、褒めてくれる皆様ありがとうねーー

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