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夏休みも終わり

子供たちの夏休みも終わり、

期間中は連日キャンプ漬け、

北海道は異常な暑さで、

キャンプ場は何処も満杯。

道南エリアの海へ海水浴に行けば、

遊泳禁止でガックリしたが、

子供たちと太平洋の波打ち際ではしゃいでるだけで、

とても楽しく過ごすことができた。

あまりに波が強く、

引き波にも力があり、

遊泳禁止の意味もその時よく分かったが、

大自然と大海原の真ん中で、

家族と過ごす事ができる事が、

何よりの時間であった。

キャンプ場で友達をすぐ見つけ、

仲良くなる能力を持ち合わせた息子は、

すぐにとなりの家族の子供たちと打ち解けあい、

「最高の出会いだね」と私に呟き、

とても楽しそうに遊んでいた。

このコロナ渦中であっても、

ご両親も仲良く遊ばせてくれ、

子供は子供同士で遊ばせるのが良いと仰ってくれた。

八月に入ると一気に寒くなり、

あの暑さは一体何処へ行ってしまったのだろうと思うくらいに、

雨と気温の低下に伴い、

夏が終わったのだと実感する。

八月のキャンプではもう、

赤トンボが飛んでいた。

そんな中、

日頃の不摂生と、

仕事のストレスからなのか、

はたまた遺伝なのかは分からないが、

体の不調を感じて過ごしていたら、

どうやら二型の糖尿病に分類されてしまったようだ。

40代半ばで糖尿病は、

特に珍しくもないので、

動揺はなかったが、

プチプチ血を取り血圧を測る作業が、

新鮮であり、

あー、こういう作業がこれから毎日のルーティンに加わるんだなーと、

軽度の症状を抱えながら、

どのようにして、

自分の血糖値をコントロールしていけば良いかを、

一人悶々と考えていた。

五日前に友人が癌で死に、

癌で亡くなった仲間はこれで二人目だ。

現代は二人に一人が癌の時代と言われ、

いつ癌になってもおかしくない時代になっている。

子供がまだ幼い為に、

簡単に死ぬわけにはいかないので、

血糖値のコントロールを、

どのようにすべきかを、

今夜も一人悶々と私は考えるのだ。



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