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独立の話を母に話してから2日後・・・

どーも、家業から独立しようともがくハムです。
まず前回のあらすじをざっと。
(家業でずっと働いて来た妻子ありの平凡男が、これからの人生、自分の働き方を見つめ直し、家業から独立する事を決意!
まずは分社化として母に話すが、断固否定で独立せざるを得ない状況に⁉︎)

というところでした。
一見泥沼状態に突入したかのように思われますが、僕の心は晴れやかでした。
元旦の青空のように澄み切っていました。
それは勢い付いて年内に独立すると断言してしまった結果、今まで迷っていた時間が、やるべき事をやる時間に変わり、ネガティブな事を考える時間が無くなった事が要因だと思います。

しかし、母に話した2日後、事態は思わぬ方向へ急展開を見せました。

その夜、母から「ちょっと話があるんだけど、、、」と電話がありました。

この時点ではてっきり「色々考えたけど、あなたの人生なんだから、後悔しないように頑張ってみなさい!」みたいな太っ腹な応援をして貰えると微かに期待していました。

しかし、母の家(近所)に付いて部屋に入ると、なななんと、家族全員集合してました。汗

しかも、なんか顔が怒ってる時の顔です。。。

どこからか、「ROUND 1! FIGHT!」と聞こえたような気がしました。

そうです、準備が整ってからみんなに話させて欲しいという願いは聞き入れられず、逆に早い内に芽を摘んでしまおう作戦を取られたわけです。
さすがにこの時は母に対して「裏切られた」と感じました。

兄弟からは「考えが甘い」「どうやって会社を作るか分かってるのか」「残された俺らはどうなる?」など、色々責められました。

社長である父には「こいつは金がほしいから独立するんだよ」とみんなの前で言われ、さすがに今まで二人で一緒に仕事してきて、社長の代わりに取引先に頭を下げに行った事もありましたが、その父までも僕の独立を否定的にしか考えてくれていなかった事を知って、悲しい気持ちになりました。

でも、逆にこの会社を辞めることが間違ってなかったと確信しました。

次の日出勤すると、社内の雰囲気が明らかにいつもと違いました。
疎外感というか、敵視されてるようなピリピリとした感じで、いきなり「今日から今までの仕事はやらなくていいから、大手下請けの仕事だけ行って」と突然過ぎる配置換えを命令されました。
しかしその配置換えはただの嫌がらせであり、僕にも会社にもメリットは無いのは明らかだったので、
「今まで取引させて頂いてる会社に今日から僕は配置換えになったので、違う者が担当しますとは言えません」と断りました。

義兄は「俺はお前ら家族の為に働いて来たのに、自分だけ独立するとか勝手過ぎないか?」と言われました。
だから僕はこう答えました。
「もし義兄が独立したいって言ったら、僕は応援しますよ!人生は自分で決める物だから、応援する事しか出来ません。」

兄からも、「独立するのはいいけど、今の取引先持って行ったら、俺らお前の事訴える事出来るんだけどそーいう事分かってる?」と脅しめいた事も言われました。
僕は「訴えたいなら訴えれば良いし、そもそもお客さんが誰に仕事を依頼したいかを選ぶんじゃないの?」と言いました。

この時は本当に心が病みそうで、独立する事が悪い行為なのかと自問自答してしまいました。

でも、もうここで働いていくのは無理だと思いました。
ずっと不満を抱えたままずっとこの仕事をしていくより、失敗してもいいから自分の思い描いた人生を生きて行こうと強く思うようになりました。

仕事場では孤立していましたが、唯一新入社員のM君は「僕に何か手伝える事があれば、何でも言ってください!あまり無理なさらないでください。」と言ってくれて、それが励みになりました。

それと嫁も僕の事を応援し続けてくれました。
普通なら収入が減る可能性や、失敗するリスクを考えたら今の仕事場で我慢して働いてほしいと思うところですが、嫁はなぜか僕より「絶対に上手くいくから頑張ってやってみなよ!」といつも励ましてくれました。
そのお陰で僕はいつも根拠はありませんが、絶対に今より幸せになって、幸せな働き方、幸せな人生を生きて行けるような気がしていました。
これを書いている今もまだ独立の準備段階で、親の会社で働いていますが、
もし同じような悩みを持った方が僕のブログを読んでくれたなら、ぜひその方にも勇気を出して一歩踏み出してほしいと思います。
家庭があるとなかなか踏み切れませんが、一生今の気持ちのままで生きて行くより、絶対にその世界から飛び出した方が幸せになれると思います。
独立したいと思う人は変化を恐れない人間です。
変化を恐れない人間は失敗からいろいろな事を学び成功に向かって努力出来る人間です。

独立を阻止する人達は変化を恐れる人間です。
変化を恐れる人間は、失敗を恐れ、人のせいにして、いつまで経っても成長せずに、逆に成功しようとする人の足を引っ張ります。
そしてあたかも今のままでいる事が1番幸せなのだとあなたに諭して来ます。
でも、それはあなたがいなくなる事が怖いからだと思います。
自分達の輪から出て行く人間が成功する事が許せないのです。
独立したいと思えた事は「これからを良くしていきたい」という気持ちだと思うので、是非トライしてみる事をオススメします。
僕も頑張るので一緒に頑張りましょう!

次回は独立するにあたりまず何から始めたら良いのかを、僕の経験を元にブログに書いていければと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。


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