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お医者さんに上手に自分の気持ちを伝える方法

こんにちは。はみだしチャンネルのOgawaです。この番組は、声が聞けるあなたのヘルプデスクをテーマに、辛い出来事を乗り越えた経験を糧に、あなたの心と体にもっと優しくなれる情報をシェアしています。standfmとnoteで配信しています。

今日は #メンタルヘルストーク ということで、メンタルヘルスや健康に関わる話題をお届けします。今日のテーマは、お医者さんに上手に自分の気持ちを伝える方法です。

お医者さんとのコミュニケーションの難しさ

僕はメンタルを患って15年ほど、お医者さんに通っている期間もかなり長いので、診察を受ける経験も多いんです。同じ悩みがちの方の中には、お医者さんに上手く伝わらないとか、気持ちを分かってくれないと思う方が結構います。

診察の場で自分の話したいことや伝えたいことがなかなか声に出てこないとか、辛い出来事があったとしても、それを言葉にして伝えるのが難しいとか、そういうことがありますよね。

お医者さんはお医者さんで、話を聞くタイプの方もいれば、診察時間が短めにポンポンと人を切り替えていくとか、患者さんを「はい次」みたいな感じで扱う方もいます。できるお医者さんが常によく話を聞いてくれるかというと、僕の経験ではそうではなくて、できるお医者さんって行列ができてたりします。そうすると判断が早いんですよね。いろいろな意味で。

そういうお医者さんの場合は、診察で聞くという時間と、カウンセラーさんに任せる場合とか、書類の関係は別の部署でとか、役割分担をしている場合もあります。そういう場合は、診察が早く終わってしまって、自分の気持ちが伝えられないということもあるんです。

お医者さんに伝えるべきことをまとめる

僕が実践しているお医者さんへの伝え方というのでアドバイスしますと、まず、事前に伝えたいことをノートにまとめるとか、メモにまとめるということをしています。最低限この情報を伝えたいというラインをまずメモとかノートで決めて、それを持って診察に臨んでいます。

結構大きい出来事というか、自分にとってストレスになる大きな出来事があった場合には、そのメモをそのまま見せるとか、文章を見せるという方法もあります。

本当に職場の中でのすごいストレスフルなことが起こったとか、交通事故に遭ったとか、そういう場面でメンタルがめちゃくちゃ調子悪い場合は、やっぱり伝えることも難しくなるんですよね。そういう場合には、まず体調悪いんだけどこれだけは見てほしいという方向性で書類を見せるとか、

最も本当にひどかった場合は、家族の付き添いの人に今の起こっている状況をメモしてもらって、そのメモをお医者さんに渡すという手もあります。そうすると自分が調子悪いという症状を見せるだけでも、結構伝わる場合もあります。

お医者さんに伝えるべき症状を絞る

例えば、伝えるべき症状とか、例えばうつ病のチェックリストみたいなのがあったとしますと、「私、この10項目全部当てはまってる」っていう風に鬱っぽくなってると、そういう気持ちもなるし、「この症状も出てる、この症状も出てる」っていう風になりがちで、お医者さんに10個症状が出ていますって言っても、なかなか説得力がなかったりするんです。

そういう場合は、特に強い症状が出てるものを3つぐらいとか4つぐらいに自分の中でこれは伝えたい、強く症状が出てるっていうところをピックアップして、それをより具体的に伝えるっていうことをします。いついつこういう出来事があってからこの症状が強くなったっていうふうに、具体性を持たせて、エピソードと関連して症状を伝えるっていうことをします。

その後は、一旦自分の伝えたいことが書類ベースで伝わったら、その後はいろいろお医者さんも質問とか、再度確認するようなコミュニケーションがあると思うんですけど、そこは少なくとも、「今日伝えたいことは伝わった」っていうふうに思えるようになると、結構スッとします。

お医者さんに薬の増減を伝える

もう一つ、自分で気をつけていることは、例えばそのストレス源になるようなすごく大きい出来事が発生した場合は、その出来事を伝えたと同時に、薬を増やして欲しいという希望を伝えます

例えば、今まで飲んでた薬があるとすると、それに対して、睡眠薬で言うと、例えば「今まで1錠だったところを今回は2錠にして、頓服として出してください」とか、不安に関連するような出来事だったとすると、「抗不安薬を頓服として出してください」とか、そういうふうにお願いします。

頓服は、自分の体調の良し悪しで調整できるので、一旦薬を増量してもらって、それを自分で飲む飲まない、それは本当に寝れてるかどうかとか、そういうところで調整をするという形にしています。

その出来事から時間が経ってきて、自分でも安定してくるなと思ったら、その薬を減らすとか、減量するという方向に持っていくんですけど、まず自分としては、ストレスの大きな出来事が起きました。それに加えて薬を増量しました。というのをカルテに残すというのは重要で、それを意識しています

今日はお医者さんへの症状の伝え方についてお話しさせていただきました。この放送が役に立つ方がいれば嬉しいです。また別の放送でお会いできることを楽しみにしています。それでは。

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#健康 #メンタルヘルス

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