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見守り端末を利用している約7割の家庭で見守りが万全ではない?万全な見守りのために必要なポイントを徹底解説

こどもたちの未来を創り、家族が安心して笑顔に暮らせる社会の実現を目指す、Hamic(ハミック)です。

この度の能登半島地震により、被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

今回の被害状況を踏まえてHamicでは、被災者支援として防災.防犯.見守り機能を備えたキッズスマホ「Hamic MIELS(はみっくミエルス)」等の売上の一部を寄付させていただきます。

また、Hamicとしてできることは、改めて防災・防犯をはじめとした危機管理教育、そして「もしもの時」に備える見守りの啓蒙活動であると考えております。

その一環として、Hamicでは「小学生における見守り端末(GPSなど)利用実態調査」を実施しました。

本記事では、調査から得られた結果をもとに、Hamicとしてお伝えしたいことをご紹介します。

※本記事では、調査の一部を抜粋しています。
アンケートの全容については、プレスリリースをご覧ください。


小学生における見守り端末(GPSなど)利用実態調査(プレスリリースより)

今回の調査は、見守り端末をお子さんに持たせている保護者の方に対して、その利用状況についてお聞きするために実施しました。

なお、本調査は第三者機関を利用しており、Hamicユーザーを対象にしたものではありません。

調査概要

調査名:小学生における見守り端末(GPSなど)利用実態調査
対象条件:小学生の子どもに見守り端末を持たせている20代~40代の男女
調査期間:2023年12月25日~12月26日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:552

調査結果

調査の結果、友達との外出時や登下校など、約7割の家庭で日常において子どもが見守り端末を持ち歩かない場面があり、見守り端末があっても日常での見守りが万全でない実態が明らかになりました。

なぜ持ち歩かないことがあるのか、親目線で考えられる理由としては、「うっかり忘れてしまった」(39.6%)というシンプルな理由だけでなく、「子どもが見守り端末を気に入っていない」(38.3%)、「子どもが必要性を感じていない」(36.0%)、「外出時に荷物になるから」(33.2%)などの回答が上位を占めており、見守り端末に対して関心が薄い子どもが少なくないことが伺えます。

専門家コメント

この度の調査で、見守り端末を導入したご家庭でも、子ども自身がその必要性を感じていなかったり、忘れてしまうことで、いざという時の備えが無駄になってしまう恐れがあることが分かりました。つまり、見守り端末の導入に当たっては、親の思惑や要望を反映するだけでなく、子どものニーズや行動も考慮に入れることの重要性を示していると言えます。

子どもを見守る端末を有効活用するためには、親の一方的な意志だけではなく、子ども自身の「持ちたい」という気持ちに寄り添う必要があるのではないでしょうか。これによって、見守り端末の導入が有益なものとなり、その機能が適切に活用される可能性が高まるでしょう。

Hamee株式会社Hamic事業部 防犯ジャーナリスト 河合 成樹

子どもが自ら持ち歩きたくなる見守り端末とは

調査の結果及び専門家コメントより、見守り端末は子どもが持ち歩いてこそ効果を発揮するということが改めてわかりました。

見守り端末を家に忘れてしまっては、位置情報は家を指しているため子どもの行動を把握することはできませんし、いざという時にブザーを作動させることもできませんよね。

では、どうしたら子どもが自ら「持ち歩きたい」という気持ちになるのでしょうか?

Hamicユーザーのアンケート結果

実は、Hamicのユーザーさん16名にも、同じように見守り端末(Hamic MIELS)を持ち歩かないことがあるかというアンケートを実施させていただいたところ、「持ち歩かないことがある」と答えた方は43.8%に留まりました。

一般の方々を対象にした調査では70%を超えていたため、大きな違いがあると言えるでしょう。

更に持ち歩かない理由を詳細にヒアリングしたところ、「学校への持ち込みが不可」という回答が目立ち、「子どもが見守り端末を気に入ってない」と答えた方は0%でした。

Hamic MIELSは、他の見守り端末と何が違うのでしょうか?

大人用スマホのような見た目やおしゃれなデザイン

キッズスマホHamic MIELSのユーザーさんの中には、キッズ携帯からお乗り換えいただく方も多くいらっしゃいます。

キッズ携帯は丸っこくて子どもっぽいので持つのが恥ずかしい」とお子さんが主張されるケースが多いようです。
お話を聞く限り、3年生くらいになるとそのような感覚を持ち始めるお子さんが多いように感じます。

今回の調査で見守り端末を持ち歩かない理由に「子どもが見守り端末を気に入っていない」と回答された方が38.3%もいらっしゃたという結果を見た時に、ふとそのことを思い出しました。

一方Hamic MIELSは見た目も大人用スマホに近く、ケースもこだわりのiFaceくすみシリーズを採用。

2023年11月には、自分だけのケースを作成できるカスタムオーダーサービスもスタートしました。

実際にカスタムオーダーケースを利用しているお子さんは、お出かけの際には常に持ち歩き、「このケース私が作ったんだよ!」とお友達に得意げに紹介しているとのこと。

大人用スマホのような見た目で、おしゃれなデザインであることは、子ども自身が「持ち歩きたい」と思う要因になり得そうです。

子どもが楽しめる機能

子どもが持ち歩きたいと思う要素として、やはり好きなアプリが入れられる点が挙げられます。

YouTubeやゲームなどを「自分の端末で」楽しめるという点が子どもにとっては魅力的なようです。

3年生にもなると一緒にお出かけしてもつまらないと言われて出かけにくい日々でしたが、出かける道中もお気に入りのゲームで楽しむことができ、お出かけが楽しくなりました

と伝えてくださった方もいらっしゃいました。
(ゲームは名称を伏せておりますが、お出かけ先でモンスターをゲットできるものです。笑)

しかし、ゲームのやり過ぎや、予期せぬ課金などのトラブルも、親御さんとしては心配ですよね。

Hamic MIELSでは、Googleのファミリーリンクを使って保護者の端末から使用時間制限や、アプリの利用制限などを行うことができるので、ご安心ください。

アプリをダウンロードする際にも、保護者の端末から許可をする必要があるので、知らない間にお子さんが不適切なアプリをダウンロードしてしまう危険もありません。

大人用スマホ持つよりも前にキッズスマホを体験することにより、決まりごとなどを考えるきっかけになっている。」とおっしゃるユーザーさんもいらっしゃいました。

YouTubeは1日1時間、ゲーム(アプリ)は30分など、親子でお約束をして設定しているケースが多いようですよ。

見守り端末の選び方

3原則プラスワン

最後に、見守り端末を選ぶ際のポイントを改めてご紹介させていただきます。

  1. 防犯ブザー機能が搭載されているか?

  2. 位置情報の確認ができるか?

  3. 連絡を取ることができるか?

プラスワン!子どもが持ちたいと思えるか?

見守り端末としては1.防犯ブザー&2.位置情報があれば安心だと思われている方も多いかもしれませんが、実は3.連絡手段も重要です。

もちろんGPSの精度も向上してはいますが、やはり多少のズレは生じてしまうことがあります。

例えばお子さんとの待ち合わせの際など、位置情報だけでは心許ないですよね。
近くになったら通話をして現在地を確認したり、周囲の様子を写真に撮ってメッセージで送ってもらうなどができればスムーズに合流することができます。

見守り端末でインターネットを使用できることは、震災などに遭って家族が離れ離れになってしまった際にも、安否確認ができるという利点もあります。

災害時には電話回線は使用できないケースが多く、東日本大震災の際にもX(旧Twitter)などのSNSを通じて安否確認をしていたそうですよ。

最後に、プラスワン!ですが、「子どもが持ちたいと思えるか」こそが、見守りにおいて実は大事なポイントだったことは、本記事を読んでいただいた方にはご理解いただけたかなと思います。

主な見守り端末の比較

先ほどご紹介した3原則プラスワンについて、主な見守り端末が条件を満たしているかどうかを確認してみたいと思います。


一つずつ項目をチェックしてみると、意外と全て兼ね備えた端末はないことがわかりました。
Hamic MIELSは、全てを兼ね備えたオールインワン端末と言えそうです。
(防犯ブザー付きのスマホは、Hamicシリーズだけではないでしょうか)

今後見守り端末をご検討になる際に、参考にしていただけると嬉しいです。

さいごに

今回は、「小学生における見守り端末(GPSなど)利用実態調査」をもとに、見守り端末の選び方についてご説明させていただきました。

年初に発生した震災により、自分自身がいつ被災者になるかわからない状況であると、皆さん感じられたのではないでしょうか。

私たちとしてもそのような状況をひしひしと感じ、もしもの時にお役立ていただくために、危機管理や見守りに関する情報を積極的に発信していく所存です。

Hamicチームには危機管理における専門家も在籍しておりますので、ご不安な点などがございましたらお気軽にご連絡くださいませ。

改めまして、被災された皆様の安心とご健康、そして一日も早い復興を心よりお祈りいたします。

Hamic MIELS
https://hamic.ai/pages/hamic-miels

プレスリリース「小学生における見守り端末(GPSなど)利用実態調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001189.000009971.html

記事に関するお問い合わせ・取材のご依頼
Hamic事業部 髙橋
hamic_promo@hamee.co.jp

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