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【趣味の時間】万年筆沼の入り口を覗いてみませんか?

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万年筆ってすごく堅苦しいイメージありません?文机の前で姿勢を正して、原稿用紙に向かってペンを滑らせ熟考して練られた文を書き記すみたいな。 その私のイメージをぶちこわしたのが、某… もっと読む
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2021年10月の記事一覧

【17】 MONTBLANC 149

モンブラン 149 王道、キングオブペン(king of pen) などとも呼称され続けているペン、それがモンブランのマイスターシュテュック。その中の149。シリーズの中でも一番の大きさに太さを誇る一本、これが大好きです。詳しいご紹介は多くの方がされていますので、ここでは割愛させていただきます。 何がいいの?魅力はどこ? なぜそんなに好きなのかと、とても自分の手に馴染むんで。平均の日本人男性の手の大きさは知りませんが(笑)おそらく大きい方に入ると思われる自分の手、細いペンは

昭和の万年筆

noteザッピングしていたら、なんだか素敵な昭和風の文房具の写真を発見 まぁ素敵! きっと趣味が合うに違いないと記事を書いたライターさんの筆箱紹介を読みました。 なかでも、わたしに刺さったのがPILOT/パイロット1+1ワンプラスワン シャーペン。 このスチール感がレトロで良いなぁ。古そうな文房具屋さんを見つけたら筆記売り場をチェックしてみよう…… 古い万年筆より、ボールペンの方が取り扱っている店も多そうだし。 わたしが持っている昭和レトロ筆記具はこちらです。 ペン

【万年筆】無印良品・アルミ丸軸万年筆

 2019年多分夏頃のこと。  僕は無印良品で一本の万年筆に出会いました。  それがこちら。  無印良品・アルミ丸軸万年筆、税込み1,090円。  ニブはスチール。ボディはアルミ製。  字幅は細字(F)のみ。  どこまでもシンプルさを貫き通します。  良いですね。無印良品の特色をひとりで代弁しているかの様です。  このでっぱりの少ない、つるんとしたボディ。  そして軽量かつ傷つきにくいアルミ製。  太さも一般的なサインペン・マーカー類とほぼ同程度とあって、普段使いに最適

万年筆を買ってしまいました。PLATINUM PROCYON(プロシオン)

もともと、私は、筆記具は万年筆派なので、若い頃からいろいろと使ってきています。 普段使いの万年筆は、だいたいそろっていて、それらには満足して愛用しております。 以前に書いた記事です。お気に入りのペンケースにボールペンらとともに格納しているのと、システム手帳に搭載しているLAMYが主です。 万年筆のインクがそろそろなくなるタイミングというのが怖いわけです。 「次はどのインクを使おうか」とAmazonや楽天を物色しているうちに、万年筆コレクターの動画も目に入るようになり・

vol.22 手書きしなくなった時代だからこそ 【手紙の助け舟】

こんにちは。 喫茶手紙寺分室の田丸有子です。 天高く馬肥ゆる秋、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。 さて、今回も前回に引き続き万年筆についてお話しします。 先日『手紙の書き方講座』を行ったとき、「最近の若い人たちは万年筆をもらっても喜ぶのだろうか」とおっしゃっている方がいらっしゃいました。そもそも使う機会がないのではないかと。確かに最近は履歴書すら手書きしなくても良いと聞きますし、万年筆を使う機会は意識して作らない限り無いかもしれませんね。 もう一つ馴染まない理由として