Trelloを愛して3年目
チケット管理とは
そもそもチケット管理ってなんでしょうか?
超絶ざっくり言うと、
1. 作業をチケット化して、
2. それを参照・更新して、
3. 完了/破棄していく
このような流れで作業を分解していき、作業状態を可視化して、
目的を達成する仕組み、です。
ちゃんと運用すれば、こんないい事があります。
個人では、
・ タスクの失念が減る。(とりあえずToDoにぶち込んでおけば安心)
・ それとは逆に、失念出来る。(今やることだけに集中できる)
・ 悩むが減り、考えるに集中できる。(アウトプット作業にマッチ)
・ 達成感を得やすくなり、楽しくなる。
チームでは、
・ 誰が何をやっているのか分からない状態をなくす
・ ゆえに、競争も生まれやすくなる。
つまり、人生が楽しくなります。(談:チケット信者)
人生変わったといっても良いです。今すぐ入信しなさい。さすれば…(略)
ツールだからと侮ることなかれ、です。
「Trello」使ってます
それをサポートするツールは山ほどありますが、
僕は、「Trello」を利用してます。
その理由は以下の通りで、特に4つ目までが大きなポイントですね。
・とにかく動きが軽快 ツールの中で一番早く感じる。
・やっていて楽しい かんばん形式だから達成感を強く感じる。
・無料 無料でも充分なほど使える。
・カスタマイズできる 標準+Chrome拡張機能で大抵できる。
・スマホでも更新可能 移動中に便利。
・機能拡張が活発 知らない間に出来る事がめちゃ増えている。
ただし、次の要件が入ってくるなら、違うツールが良いかもしれません。
ここは自分が十分に試せていないので、なんとも言えません。。。
・4人以上のチームでの作業
・チケット多くて、カオス&動作が重くなるかもしれない。
・対策1)「カードを検索」で人でフィルタリングして表示できる。
・対策2)重くなってきたら、不要なカードをアーカイブする。
・タスク間の関連づけは必須!という場合
・標準だとタスク間の紐づけはできないのです。
・ただし、Power-UP(標準の拡張ツールみたいなもの)で、
親子関係は設定できるみたい。
・Gitとの連携
・バージョン管理が必須!というチームは多いと思います。
そこの連携は実際どうなんでしょう?不明です。問題なさそう?
- http://blog.wacul.co.jp/blog/2014/08/01/trello-and-zapier/
- https://recreal.jp/bitbucket-trello_slack/
・ Wikiが欲しい!
・Wikiがないんですよね、標準機能で…
なので、別のボード*1を作ってしまえば、いいかも。
※1 チケット=タスク、ボード=プロジェクトみたいな感じです。
階層的には、ボード → リスト → チケット です。
ちなみに、最近では別のツール「Notion」と迷いつつも、サクサクさで本当に微妙にTrelloが上回った結果、Trelloを使い続けています。
あと、積年の愛ゆえに。。。
こんな感じで使ってます(2020/3/15時点)
僕のプライベートの使い方を晒します。
ここからは人によって変わるので、色々と触ってみて自分にあったやり方を探検してください。
ボードはこんな感じ
ボードはあんまり作らないです。
年度で変えていくボード、友達と共有するボード、めちゃ汚してよいボード、くらいです。
リストはこんな感じ
WantToDo:「やりたいこと」を貯めるとこ
・年始は、「2020やりたいことピックアップ」チケット内で
チェックリストで登録していく
・途中で思いついたこととか、上記をチケット化していく。
・とても溢れやすいので、適度にアーカイブかWaitingに移動する。
ThisWeek:「今週やること」を貯めるとこ
・最近、タイトルをWorkingから変えてみた。
WantToDoから移動させてWorkingに留まるのを防止したかった。
時期を明確にするという意味も込めて作成。
Waiting:「時が来るのを待っていること」を貯めるとこ
・時が解決してくれるもの、気持ちが再燃するのを待つものなど。
Done[m月]:「完了したこと」を貯めるとこ
・ここに移動する時がやっぱり一番楽しい。
・月ごとに分けるのは、視認性の良さのためと、チケットが多いと
遅くなるため、一定の単位で簡単にアーカイブしていくためです。
後で読むもの:「なんか読みたい記事とか本」を貯めるとこ
・これだけカテゴリが違うけど、WantToDoを少なくするため。
思い切ってなくしたのは、「Cancel」です。
理由は単純で、そこに溜まってくのは気分を害するからです(笑)
なお、この仕組みは毎年変わってます(笑)
拡張機能
通常拡張機能
昔はGOLD会員だったのですが、今は通常なのでPower-UP機能は
1つしか選べません。多数ある中でも今ではこれを使ってます。
・Cronofy:カレンダーと同期する
他にもカレンダー同期あるようですが、リアルタイムとかでこれが
一番使いやすかった。
ちなみに、一番最初は「カードエイジング」というのを利用していました。
更新しないとどんどんチケットがボロボロになっていきます(笑)
無駄に更新することになり、疲れてやめました(笑)
Chrome拡張機能
こっちもばんばん出るので追うのは大変です。ありがたい!
色々と入れると競合とか起こるものも当然あるようです。
超使ってる:SS
・Card Color Titles for Trello
チケットに表示されるラベルに文字を入れてくれる。
「色覚バリアフリーモードを無効化」しないとごちゃつく。
使ってるけどなくても困らない:A
・Trello Card Numbers
チケットに番号を付与してくれる。チケットの紐づけできれば必須。
・Elegantt
一人だとガントとかみないし、UIが好きじゃない。
やめた:B
・Next Step for Trello
チェックリストをボード画面でも表示する。
チケットの幅が広がるのでやめた。
・Planyway
途中まで良かったけど、有料なのね。
・Agile SCRUM for Trello boards
主にチケット上の進捗を色で表現するために利用してたけど、
このせいでTrelloの反応が遅くなってイライラしたので停止させた。
ちなみに、自分の挙動?からカードの自動化をしてくれる機能もできたみたい。ちょっとやってみよう。
最後に言いたいこと
「Trello」で本当に物事が楽になりました。
これ、お金払っても良いかな、って思い始めてきました。
騙されたと思って、ぜひ触ってみてほしいです。
あわあわ…どうしよう