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図書館で出会った3・4・5歳におすすめの絵本

うちには今年5歳になる娘がいるのですが、絵本が大好きで、月に2回ほど地域の図書館に行っては絵本を借りています。

絵本を買う場合、失敗したくないので有名な絵本や自分が子供のころに読んで印象に残っている本などを購入することが多いと思います。
一方、図書館では無料で借りることができるので様々な本に出会うことができました。

この記事では図書館で借りて良かった絵本を紹介したいと思います。
絵本選びの参考になれば幸いです。


ぐりとぐら

かなり有名な絵本なのでご存知の方が多いと思います。
子供の頃に読んで、自分の子供にも読んであげるパターンで世代を超えて読まれている絵本だと思います。

購入する場合は「ぐりとぐら」が選ばれることが多いと思いますが、同シリーズはいくつか出ています。
「ぐりとぐら」以外では「ぐりとぐらとくるりくら」がおすすめです。

ぐりとぐらの絵本は「ぐりぐらぐりぐら〜♪」とリズムにのって読めるという特徴があると思っているのですが、くるりくらはリズムにのって読める箇所が多く登場します。
読んでいるだけで楽しめる本だと思います。

14ひきのひっこし

こちらもかなり有名な絵本なのでご存知の方が多いと思います。
私も子供の頃に「14ひきのひっこし」を読んでいたことを覚えていました。

この絵本の良いところは絵が綺麗で本筋とは関係ないところでも楽しめる点です。
各ページ14ひきのねずみがのびのびと動いており、何か発見していたり、転んで泣いていたり、読むたびに様々な発見があり楽しめます。
また、文字数が少なく読み手の負担が少ないことも地味にありがたいです。

こちらの絵本もシリーズがたくさん出ています。一通り借りて読みましたが、全部面白くてハズレなしという印象です。
しいていうなら「14ひきのあきまつり」だけちょっと突拍子もないなという印象はありましたが。

「14ひきのひっこし」は自分たちの住居を探すお話で、14ひきシリーズの原点なので最初に読むことをお勧めします。

バーバパパ

バーバパパもかなり有名な絵本なのでご存知の方が多いと思います。
私も子供の時に「バーバパパのがっこう」を読んだことがありました。

公式サイトをみてびっくりしたのですが、かなりたくさんのシリーズが出ています。
「バーバパパえほんシリーズ」がメインストーリーだと思うので迷ったらこちらから選ぶと良いと思います。
ちなみに「おばけのバーバパパ」や「バーバパパたびにでる」は子供達が出てくる前のお話なのでご注意ください。
時系列的には上記の話が先なのですが、1冊目に選ぶのであれば子供達が出てくるお話の方が楽しめると思います。

100かいだてのいえ

主人公が100階建の家に招待され、1階から上がっていくお話です。
10階単位に様々な動物が暮らしており、動物たちの暮らしを観察しながら読み進めることになります。
文章は少なく、暮らしている動物たちの様子や主人公とのやりとりを見ながら読み進める構成になっているため、読み聞かせるというよりは一緒に絵を見て話しながら読み進める感じです。

「うみの100かいだてのいえ」や「ちかの100かいだてのいえ」「そらの100かいだてのいえ」などいくつかシリーズが出ており、一通り読みましたが、基本構成はどれも同じで楽しんで読むことができました。

ムーミン

キャラクターは有名なので知っていましたが、本は読んだことがありませんでした。

埼玉県の飯能市にある「ムーミンバレーパーク」に子供と遊びに行ったことをきっかけに絵本が読みたくなり何冊か読みました。

公式サイトを見るとわかる通り、様々な絵本があります。
中には文章が長く幼児向けではないものもありますが、「ムーミンのおはなしえほん」と表紙に書かれているものがちょうど良いボリュームだと思います。
他には「ムーミンのたからもの」「ムーミンのともだち」「ムーミンのふしぎ」の3部作も最初に読むにはちょうど良い内容でした。

ムーミントロールの優しさと仲間たちとの日常がとてもほのぼのしますし、小説版もあるのでストーリーやキャラ設定も作り込まれており大人でも面白いです。
個人的に小説版も読みたくなりました。

バムとケロ

一緒に暮らしているバムという犬とケロというカエルの物語です。
自由なケロとしっかり者のバムの日常が描かれています。

物語自体もほっこりして面白いのですが、この絵本の特徴は本筋とは関係ない小さなお友達が自由に動いて遊んでいるところだと思います。
小さなお友達は各ページ出てきますが、直接物語に絡むことはありません。
でも自由に動いていてとても可愛いです。
また、前作で登場したものが次のシリーズで登場するなど読むたびに新しい発見があり楽しめます。

全部おすすめなのですが最初に読むなら1作目の「バムとケロのにちようび」以外が良いと思います。
この絵本の特徴である小さなお友達の描写が1作目は少しおとなしいと感じたためです。(それでも十分楽しめるのですが)

おれたち、ともだち!

「ともだちや」を始めたキツネと、キツネと友達になったオオカミを軸に森の友達との日常を描いた絵本です。
とても優しいオオカミですが、素直になれずすれ違うことが多いですが、本心では友達のことを最優先に考えておりとても良いお話です。

全部読みましたが、全部良いです。
「ともだちいっしゅうかん」は集大成のような本なので、最初に読むならそれ以外を選ぶと良いと思います。
基本的には読み切りなので過度に気にする必要はありませんが、登場人物は前作を引き継ぐので気になる方は発売が早いものから読むとよいかもしれません。

チリとチリリ

チリとチリリという2人の少女が自転車で様々な場所を冒険するお話です。

絵が可愛くて、物語もとてもほっこりするものばかりです。
娘が特に気に入っている作品の1つで、全て読みましたが定期的にリピートしています。

ばばばあちゃん

豪快なばばばあちゃんと近所の動物たちのお話です。
数冊しか読んでいませんが、ばばばあちゃんと動物たちのやりとりが面白くて楽しく読むことができました。

絵本の中には動物たちではなく、子供たちが登場するものもあるのですが、動物たちが登場する絵本の方が面白いのでおすすめです。

おおきなかぼちゃ

魔女がかぼちゃを植えたけど大きくなりすぎて抜けない。ゴーストや吸血鬼など力自慢の様々な仲間が挑戦するけど抜けず…
おおきなかぶのような内容ですが、娘も気に入っており楽しんで読んでいます。

11ぴきのねこ

とらねこ大将を中心に11匹ののらねこのお話です。
他の人の食べ物などを騙して奪おうとするなど、悪いねこたちですが、基本的にうまくいかず面白おかしく物語が展開されます。

シリーズの絵本は全部読みましたが、全部面白かったのでおすすめです。
シリーズ間の繋がりもほぼないので興味が湧いたものから選ぶと良いと思います。

ルラルさん

ルラルさんというおじさんと近所の動物たちの物語です。
ほのぼのした日常やルラルさんや動物たちの優しさが感じられてとても良い絵本です。

全部読みましたが、全部おすすめです。
ルラルさんと動物たちは基本的には仲良しなのですが、1作目の「ルラルさんのにわ」の前半では動物たちを追い払うルラルさんを見ることできます。
動物たちと仲良くなる出来事のお話なので必見です。

そらまめくん

そらまめくんと友達の他の種類のまめたちとの日常を描いた絵本です。
絵が可愛くて、ほのぼのしたお話で楽しめます。
また、紹介した他の絵本に比べると少しボリュームがあるように感じます。

「そらまめくんのあたらしいベッド」と「そらまめくんとながいながいまめ」の2冊しか読んだことはないですが、面白いので他の作品も読みたいと思っています。

でこちゃん

「てこちゃん」という少女が前髪を切りすぎて「でこちゃん」と呼ばれ…という流れで物語が展開します。
ちびまる子ちゃんのような昭和の日常を感じさせるようなお話です。

2作目の「でこちゃんとらすたくん」も面白かったので、でこちゃんを気に入った方はぜひこちらも読んでみてください。

ほげちゃん

「ほげちゃん」というぬいぐるみのお話です。
普段は「ゆうちゃん」と呼ばれる女の子と一緒でぬいぐるみとして振る舞っていますが、トイストーリーのように人間がいないところでは動いたり喋ったりします。

まだ全部は読めていませんが、面白く娘も気に入っているので全部読みたいと思います。

からすのパンやさん

からすの町のパン屋さんとその子供達のお話です。
様々な面白いパンが登場して娘と一緒に楽しむことができました。
娘もこのシリーズを気に入っており何度も読んでいますが、今まで紹介した本の中では少し文章が長いように感じました。

上記のお話だけでも面白いのですが、パン屋さんの4羽の子供達「チョコちゃん、リンゴちゃん、レモンちゃん、オモチちゃん」をそれぞれ中心に書いた続編もありそれらも面白かったのでおすすめです。

どろぼうがっこう

泥棒になるための学校のお話です。
1つ前に紹介したからすのパンやさんと同じ作者でこちらも子供ウケが良くとても面白いです。

ねずみくんのチョッキ

ねずみくんとお友達の動物の物語です。
ここまで紹介した本の中では年齢が下の子でも読めるシンプルな内容になっています。
文字も少なく読み手にも優しい絵本です。

シリーズはかなりたくさんあるので全部は読めていませんが、半分以上は読んでいると思います。
基本的な構成はどの本も同じで、安定して面白かったです。

おしりたんてい

おしりたんていはアニメなどもあり知名度が高いですよね。
絵本も何冊か出ています。
ただ読み進めるだけではなく、迷路や「○○を探せ」のようなクイズが散りばめられており、ゲームとしても楽しむことができます。
一方、上記の通りクイズや迷路はそれなりに難しいので3歳だと難しいかもしれません。
また、遊ぶ要素がたくさんあるので読むのにかなり時間がかかります。

まだ3冊しか読んでいませんが、娘が最近読んだ中ではトップクラスで気に入っているので、全部制覇したいと思います。

ミッケ

こちらは物語を読むというよりはウォーリーを探せのように各ページで指定されたものを探す絵本です。
かなり難しいのですが、親子で楽しむことができます。

「チャレンジ ミッケ!」を数冊読みましたが、本によってコンセプトが決まっているので、子供が気に入りそうなコンセプトの本を選ぶと良いと思ういます。

やさいのがっこう

美味しい野菜に育つために野菜の子供たちが通う学校のお話です。
野菜の子供たちの純粋な言動が可愛くて娘も気に入っています。
物語の中では野菜の豆知識が出てくるので楽しみながら野菜のことを少し学べます。

おじいさんと10ぴきのおばけ

おじいさんと一緒に住んでいる10匹のおばけのお話です。
10匹のおばけがとても可愛く、おじいさんとのやりとりがほのぼのとしていて癒やされる物語です。

パンどろぼう

パンのきぐるみを着たネズミのお話です。
物語だけではなくパンどろぼうの見た目や言動も面白く、とても気に入っています。
こちらはよく行く図書館にはないのですが、娘のお気に入りなのでリストに加えました。


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