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珈琲こと始め

先月の今頃(2023年2月)、数十年飲み続けているコーヒーについて、ぼんやり考えていた。

コーヒーメーカーを貰ったのは、20年以上前の事。
あまり分量を調べることもなく、毎日のように飲んできた。

(そういえば、粉の適正な分量ってあるんかな?)

その時までは、挽いた粉を買っていた。
動画やブログを検索してみると、、、何とも薄いコーヒーを飲んできた事が分かった。
街のカフェとかで飲んできた濃さとの違いに、今更ながら気づく。

…味覚障害、というより、拘りが無さすぎで、自嘲してしまう。

「バリスタ」と呼ばれる方の動画では、水100gに対して、6〜8g。他の記事では、豆と水の比率は、1対16とか。

(一回くらい測って飲んでみよう)と思いつつ、いくつかの解説動画やブログ記事を読んでいく。
中でも惹かれたのは、「珈琲馬鹿」と自称する、every coffeeさんの記事。

珈琲ミル、スケーラー、ドリッパー、フィルターと、様々な器具が紹介され、解説されていた。

もうその頃には、自分で挽いて飲みたい、と思うようになっていた。
昨年、実家に馴染みのカフェが閉店した事も、多少は影響をしていると思う。

いつもスーパーで買っていた、コーヒー豆が残っていたので、スケーラーが届いて直ぐ、測って淹れてみる。
濃いなあ、、、と感じた。
通販で珈琲豆をオーダーしたが、届くまでは練習をしようと思い、スケーラーを使って淹れてみる。

それから数日後、珈琲豆が届き、挽いた。
電気ポットで、90℃に設定して、ゆっくりお湯を注ぐ、、、
挽きたての豆だと、炭酸ガスが出る、とか書いてあったが、その通りだった。
2:2:6の割合で注ぎ、飲んでみる。

鼻っから、香りが豊かだし、雑味のないスッキリした味が広がる。

珈琲屋さんで飲んできた感じ。

これは美味い。

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